今朝も昨日に引き続いて、熱海市議会の常任委員会に出席する。
小生が所属する観光建設公営企業委員会は文字通り、
観光と建設、下水道事業と温泉事業に関して協議する委員会である。
午後10時から3月定例会提出予定案件について質疑応答が行われた。
委員会は議題と案件が多岐にわたっており、委員会はお昼休みを挟んで
午後2時30分まで続けられ、各委員から活発な質問が飛んだ。
小生が質問したのは、
入湯税、コスモ石油スタンド跡地利用、まちづくり条例他。
入湯税に関連しては、市内の観光団体への補助金を止めて、ホテル・旅館他の
宿泊施設等の入湯税特別徴収義務者に税収の半額程度を割当て、
その中で各組織団体規模に応じた配分をするなど、自主財源として
運用させることへの是非について当局の考えを質した。因に平成22年度の、
入湯税に関する使い道について報告すると、
課税人員2,622,727人。入湯税額3億8,974万円で内訳は、
◎観光振興(観光施設の整備を含む)1億9,615万円。(50,3%)
◎観光衛生施設の整備1億6,765円(43,0%)
◎消防施設等の整備(2,294万円)(5,9%)
◎鉱泉源の保護・管理施設の整備(300万円)(0,8%)となっている。
唐突な質問だったようで、当局は即答を避けたが、
一考に値するテーマと確信している。また、入湯税賦課の根拠及び納税義務、
特別徴収、入湯課税率に関しての詳細は後日ご案内する。その他、
市営東駐車場第一給油所等の跡地利用については、これまで、
数件の出店希望者からの問い合わせがあったようだが、
年間約410万円の地代に対する費用対効果が望めないのか、或は、
熱海温泉の玄関口に出店しても採算が取れないのか、
問い合わせはあるのだが未だ正式契約者は出てきていない。ただ、今年に入り
お宮の松緑地帯に篤志家が1億2千万円を寄付したことが明らかとなった。
当局はそれを軸にした出店に標準を合わせたのか、問い合わせのあった、
複数のコンビニチェーンによる進出プランは白紙に戻されたようだ。ここで、
出店者を募るより、新しい熱海の誕生と市内情報を満載した、
大型デジタルサイネージを設置して情報発信してはどうかと提言する。
電子看板というより、観光特化デジタル放送局の位置づけで、
デジタルサイネージの導入に取り組めないか、質問する。さて今夜は、
東京からお客さまが来熱している。石森史郎氏(作家・脚本家)と
浅川順氏(CMディレクター・尚美学園大学講師)である。
浅川氏は
東方神起を起用したTVコマーシャル冬の贈り物やカプコーン、
バイオハザート等これまでに約1000本以上のTVコマーシャルを制作してきた。
その浅川氏と石森氏が何用で来熱したかについては明日ご紹介する。