昨日午後、
菅義偉首相は熱海入りし、
伊豆山地区で起きた
大規模土石流災害の被災現場を視察、
土石流の起点となった高台の、
崩れた斜面に立ち、
被害状況を俯瞰して、
警察や消防から、
災害状況や行方不明者等の、
捜索状況説明を受けた後
ニューフジヤホテルで
被災者から話を聞き、
齋藤栄市長、川勝平太県知事に加え
勝俣孝明衆院議員、
越村修市議会議長が同席し
今後の対応をめぐって
意見を交わした。
市長は
①被災自治体の復旧事業に
国の補助金が上積みされる
「激甚災害」指定
②風評被害対策として、
熱海の観光復興に向け、
国の補助金による
宿泊料の割引キャンペーン(復興割引)実施
③様々な憶測記事が出ていることから、
今回の
土砂災害と盛り土の因果関係についての
国による科学的、
専門的な原因究明ーを要望した。
ただ、
天災か人災かの判定は難しく。
天災であれば
激甚災害指定も期待出来るが、
人災となれば、
土石流の原因となった
盛り土や宅地造成に対する、
責任の所在をめぐって、
多くの
難問が待ち構えており、
時間がかかることから、
熱海市としては、
先ずは、
善意の第三者である、
被災者に寄り添った
具体的な救援対策を急ぐべきである。