名優「小池朝雄」さん(故人)との思い出を手繰る。

今朝は何なんだこの寒さは、また冬に逆戻りか、と、身を竦めつつ
革ジャンを取り出し愛犬ふ〜との定番散歩に出る。今日は
庁舎に入らず事務所に閉じこもって、明日からの出張に備えて
資料等の整理に時間を割いた。明日から二日間の日程で大阪、京都、
名古屋と駆け足出張を予定している。今回はPCもタブレットも携行せず
なるべく軽装を心がけており、その間の電子日記は
とある俳優さんとの“想いでめくり”で繋ぐ事にする。さて、役所は今

4月を前に退職や定期人事異動に合わせて心機一転、整理整頓に大わらわである。
それに呼応するワケでもないのだが、小生もここんところ連日、
中央町と自宅の2カ所の事務所に溜っている、議会資料を始め書類や写真、
CDやDVD等の片付けを急いでいる。整理整頓と云えば、以前、各局の

朝のワイドショーでは時々ゴミ屋敷を取り上げていたが、小生もつい最近まで
仕事場に資料を山積みする、”捨てられない症候群”の一人だった。ただ、本人は
ゴミではなく貴重な資料として自覚し捨れられない理由を作ってきた。しかし、
ここにきて一念発起、スキャンスナップを購入し、ペーパーや写真から先に
PCに取り込むよう努力をしているところである。とはいえ、
長時間読み取り作業に集中するわけにもいかず、牛の歩み程度の時間を掛けて、
自分史の保管作業を続けているところである。さて、先日、一連の流れの中で
自宅事務所の書箱を整理していたら、一枚のハガキが出てきた。く〜っ、懐かしい〜っ。

昭和40年12月30日の消印で差出人は小池朝雄さんだった。小池さんとは、
今は亡き名優・小池朝雄さんのことである。代表作の一つにテレビドラマ
「刑事コロンボ」の主役、ピーター・フォークの吹き替えが当たり約となった

小池さんは多感な思春期の憧れの名優であり、同時に、今に繋がる
人生に大きな影響を与えた人物として記憶に残っている。

一枚のハガキの裏表から何が甦るのか。それを辿る前に本棚に収めていた
当時の日記帳を開かなくてはならない。セピア色に変色した日記を目で追い、
スマホで翳したAR動画の如く、47年前のあの日にタイムスリップしてみたい。(つづく)

小池朝雄1

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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