熱海温泉、東電の事情に翻弄され、風評被害も。

未曾有の大惨事を引き起こした東北地方太平洋沖大地震。
TV画面からでしか状況を把握出来ないものの、日が経つにつれ、
臨場感が伝わって来る。あってはならない、原発事故等々、わがまち、
我が身に置き換えてみるまでもなく、地獄図のような爪痕を前に、
被災地の皆様には、心より同情申し上げます。また、

熱海市は網代で震度4を記録したが、市内中央部は震度3と、
大きく揺れた割には震度の規模は小さかった。しかし、昨夜、
東京電力から発表された計画調電だが、2転3転したことで、
脆弱な経済的基盤にグラつく熱海温泉への風評の被害も甚大で、早くも
この状態が一ヶ月以上続くと、倒産続出が予測可能となり、
熱海市の対応に注目が集まっている。そこで、今朝開催中の

総務教育委員会を傍聴して、当局の危機管理体制をチェックしてきた。
各委員からは為政者に対する危機管理への甘さを攻める怒声が飛ぶ程等、
委員会は緊迫感が漂っており、質問に対する答えに、
当局側の危機管理能力の欠如が露呈され、右往左往する場面も。また、
ブログで記載した通り、3月定例会本会議の延期は
事実上避けられない状況となってきたようだ。




熱海市の危機管理体制については、
齊藤市長を対策本部長として、情報を防災室に一元化して対応、
庁舎内の節電はもとより、観光施設の貸し出し中止や
各観光団体との連携等を強めて行くことで、理解を求めた。また、市長は

節電調整に関して東電センター長と電話で交渉したところ、
国や本社の意向にそって動かざるを得ない、と、ピシャリと跳ね返されたようだ。
取り敢えず、夕方からの計画調電を前に、早めのブログアップとする。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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