師走の宴会続く!

熱海市の新庁舎建設は、
規模縮小も含め、
一年間延長して再検討されることに。
「熱海市財政危機宣言」をしたことで、
公共事業のムダについて、
行政へのチェック機能が広がり、
深く議論されることになり、
こうした英断に呼応するように、
来年の熱海市議会議員選挙には、
”やる気のある”若手の名前が取りざたされており、
熱海再生へ、
ようやく”光”が見えてきた感がする。
さて、師走も押し迫ったものの、
”宴会”は延々と続いている。
今日もこれから、
モッツ出版(高須基仁社長)の、
忘年会へ呼ばれており上京する。
各週刊誌や月刊誌、
CS放送の関係者が多く集まり、
「財政危機宣言」について、
別視点でのヒントが聞けそうで、
今からワクワクしている。
モッツ出版に行く前に、
小生の市井報告懇親会へ出席していただいた、
”オスカープロモーション”の、
湯本部長と、
モデルを使った”町おこし”の、
企画について拝聴する予定で、
午後3時33分の「こだま」に乗車する前に、
ブログを立ち上げよう。
さて、断酒続行中の小生、
昨夜午後7時より、
食事処「花かがり」の、
開業5周年記念にお誘いを受けたのは、
月一親睦会「元気会」のメンバーから。
集合時間を少し過ぎて顔を出す。
店内はほぼ満席で、
小松店主の
付き合いの幅の広さを物語るように、
市内各界から大勢の方々が、
お祝いに駆けつけていた。
鍋をメインに、
テーブルには、
魚をアレンジした、
創作料理が”目”で楽しませ
”舌”を満足させたのだが、
この宴席でも十分に、
ウーロン茶でお付き合いしても、
違和感を感じなくなった。
          (常連の福田さんと臨時スタッフさん)
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       (荒川、太田、青木、上野の各氏)
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この祝賀会に着く前に、
本屋さんで、
猪瀬直樹氏の、
ニュースの考古学が掲載されている、
「週刊文春」(新年特大号)を購入する。
”隠れ借金7兆円”で、
「夕張化」する町というタイトルで、
熱海市の財政危機宣言について、
小生が議会で追求してきた事案を、
的確かつ簡潔にまとめているので、
抜粋してご紹介したい。
ー熱海市の温泉旅館の経営者が、
テレビインタビューで、
”熱海のイメージが悪化して、客足が遠のく”と、
不満を述べていたが、
木を見て森を見ぬとはこのことだ。
借金だらけになると、
行政サービスが低下し、
ごみ収集の回数が減ったりすればこそ、
熱海のイメージが低下する。
熱海市長の宣言は、
住民に、
”逃げる権利”を行使される前に、
”監視する責任を求めた”。と、
理解したほうがよい。
このままほおっておけば、
借金苦で、
熱海市全体が沈没する。
10年前に132億円あった基金も、
ほぼ使い果たして、
19億円しか残高がない。
にもかかわらず危機感がなかった。
公務員数を数えればわかる。
人口4万人規模なのに、
市役所の職員が630人もいる。
熱海市は人口1,000人あたりの職員数がじつに15人。
全市町村平均は8人なので”2倍”近い。
ゆるゆるの世界ができあがっていた。
夕張市と違って、
むしろ外見は豊かそうに見える、
熱海のようなところで、
”放漫経営”による危機が、
黒い影のように
ひたひたと忍び寄っていたのである。
現在借金残高382億円。
熱海市の財政が急に赤字に転落したのは、
(中略)
ほとんどがハコモノ行政による赤字である。
熱海市の住民一人当たりの、
借金残高は92万円。
税収は将来も確実に減っていくだろう。
なぜなら、
65歳以上の高齢者の占める割合は、
33%と
全国平均は5人に一人なのに、
3人に一人であり、
一人当たりの借金はすぐに、
100万円に達するだろう。
財政危機宣言により、
各メディアが取り上げたことで、
今まで封印されてきた、
巨額借金の実態が露出されたのである。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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