写真家「山岸伸」と熱海芸妓衆を被写体とした撮影意欲に迫る。(3)

本格的な撮影へ向けて

このまま放置してはいけないと、
広報の豆一さんと
やり取りを今までより密にし、

いつも「ぜひぜひ」と
優しく声をかけてくださり、
最近では
地下の練習場で撮影をすることができました。

この日は
毎週土日に開催されている、

湯めまちをどり「華の舞」の本番前に

小文さんが女役の琴千代さんと
男役の紗都美さんの
着付けをするシーンを撮らせていただきました。
短い時間でしたが
その空気感から厳しさと感動を覚えました。

この日も私にとっては
軽い撮影にしました。

“軽い”というのは
撮影を軽くするということでは無くて、
時間や皆さんに対して
迷惑をかけない程度にするという意味です。

現状2回の撮影を終え、
セレクトした写真を
事務所でプリントしています。

紙はGEKKO シルバーラベルプラス、
キヤノンのPRO-1000でプリントし、
芸妓見番に先日お渡ししました。
プリントを手渡すことで生まれる
意識の共有や
コミュニケーションを大切にしたいのです。

山岸伸(やまぎし しん)

タレント、アイドル、俳優、女優などの
ポートレート撮影を中心に活躍。
出版された写真集は400冊を超える。
ここ10年ほどは、
ばんえい競馬、賀茂別雷神社(上賀茂神社)、
球体関節人形などにも撮影対象を広げる。

企業人、政治家、スポーツ選手などを捉えた
『瞬間の顔』シリーズでは、
15年をかけて
総撮影人数1,000人を達成。
また、
近年は台湾の龍山寺や
台湾賓館などを継続的に撮影している。

公益社団法人日本写真家協会会員、
公益社団法人日本広告写真家協会会員。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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