熱海市観光建設部⻑より、
逢初川土石流災害に係る
行政対応検証委員会報告書に対する
熱海市の見解について報告がありました。
ー日頃より、
当市の市政推進につきまして、
御理解と御協力を賜り感謝申し上げます。
さて、
標記の件につきまして、
本日行われる市⻑定例会見で、
5月13日1に
県の第三者委員会から公表された
「逢初川土石流災害に係る
行政対応検証委員会報告書」について、
別紙資料により、
現時点における
熱海市としての問題意識の概要を説明する予定です。
議員の皆様には、
令和4年6月定例会の政調会におきまして、
同様の内容につきまして
ご説明させていただく予定であり、
事前に資料をお送りさせていただく次第です。
●熱海市の問題意識
”極めて悪質な事業者”との対峙において、
「今回の事案をいかにすれば防止できたのか」という観点から検証すると、
土砂災害防止に関連する法令に
様々な課題が存在することが判明。
こうした重要論点を踏まえて
再発防止を考えていく必要。
廃掃法、砂防法
(盛土規制の課題)
●環境の変化に応じ、
盛土規制は適切に整備されていたのか。
国︓過去に全国的規制の必要性について議論がなされたが見送り
県︓隣接地域と比べて規制が緩く、1990年以降問題業者が流入
※盛土総点検で全国では1089箇所
(このうち廃棄物の投棄も確認された盛土は142箇所)
(R4.3.16内閣官房資料)、
県内では193箇所問題あり(R4.4.8朝日新聞)
●事業者対応において県と市の連携は十分に取れていたのか。
●届出手続等の運用に課題があったのではないか。
(つづく)