熱海市伊豆山土石流災害で、
犠牲者となった、
遺族や被災者による”被害者の会”は
弁護士をともない、
「盛り土流出事故被害者の会」を設立した。
被害者の会は20人余りで結成され、
弁護師団の共同代表を加藤博太郎、
轟木博信両弁護士が務める。
土石流災害は逢初川上流部に
不適切に造成された
盛り土が原因で起きた人災だとして、
土石流の起点にあった
盛り土を造成した当時の不動産管理会社
(神奈川県小田原市、現在は清算)社長を
業務上過失致死容疑で、
10年前に土地を所得した
現所有者を
重過失致死容疑で週明けにも
熱海署に刑事告訴する。
また。両者を相手取った
損害賠償請求訴訟を9月中に
静岡地裁沼津支部に
起こすことも明らかにした。
請求額は計200億円前後になる見通し。
加藤博太郎弁護士は、
今回の盛り土流出事故は人災ではないか、と
考えている。
地域住民は今回の盛り土について
危険性を常に指摘しており、
盛り土がなければ、
亡くならないですんだ命があった。
責任追及することによって
真相を究明していきたいと話している。