高橋弘会長(万葉倶楽部)の自伝”わが人生”(52) ー自動高速写真焼き付け機導入決断させた人脈のチカラー

今日の上京は、

細川淳一氏(筑波大名誉教授)と
某産業医にお付き合いして
麹町にある元厚労省OBの
事務所を訪問する。

ここでは予てから、
協議を重ねてきた産業医の
クリニック開設に関する
最終的な話し合いが
行なわれる予定であり、

この後も、

神田から有楽町にある
前記関係者との面談に
お付き合いする。

さて、そんなこんな、

髙橋会長の
”わが人生”(52)を転載する。

ー事務所を自動で写真を焼き付ける、
米国製の機械です。

当時の日本では
焼き付けは手作業が当り前で、
一人一日200枚がせいぜいでした。

ところがこの機械は
一時間で1800枚も焼き付けられるのです。

見に行く時から私は密かに
「買えるものなら買いたい」と
思っていました。

実物を見ると
「欲しい、手に入れたい」と
強烈に思いました。

そんな思いが
顔に出ていたのか、

写真工芸社の人が言いました。

「うちはおかげさまで
受注が増えたので、
より高性能な
機械に買い替えるのですよ。

よかったら、今使っている
この機械を
一台お譲りしましょうか」

「本当ですか!」
願ってもない提案に
うれしくて
跳び上がりそうになりました。

ただし問題は値段です。

聞けば、220万とのこと。
現在の価値に換算すると

4400万円ぐらいに相当します。

(つづく)

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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