熱海「起雲閣」、寄贈”錦鯉”が生息できない環境を探る

「愛犬ふ~」は今年で満10才を数える。 つまり、老犬の域に達しており、 散歩させるのはいいが、長生きさせたいなら、 無理な運動は逆効果になると、専門家から釘を刺されている。

「愛犬ふ~」は今年で満10才を数える。

つまり、老犬の域に達しており、

散歩させるのはいいが、長生きさせたいなら、
無理な運動は逆効果になると、専門家から釘を刺されている。

4月に入り、好天時や気温が高い朝など、
舌を出し速度も鈍っていたので、ここ数日は、
熱海観光港芝生広場を一周させて、事務所に入れた後、

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”ふ~”抜きで、山の手コースをこなしている。

途中、すれ違う顔見知りからは、
ワンちゃんどうしたの?。と聞かれる度に、

これこれこう言う訳で、と、説明してはいるが、

これまでの長い期間、
愛犬とコミュニケーションを築いてきた山の手コースだけに、
一人歩きの、一抹の寂しさは隠せない。

さて、「起雲閣」の錦鯉だが、問題解決に向けて、
休館日の今日、午後一番で現場庭園にて、

野口館長と井戸文化交流課職員と、

寄贈者を紹介し、結果、
施設管理者の杜撰な対応に激怒していた、
「太田信雄」氏との話し合いを仲介する。

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その結果を報告する前に、

市担当職員に向けられていた、
太田氏の怒りの矛先と、錦鯉の哀しい経路について、
館長から届けられた経緯の続きを掲載したい。

///// 野口館長 ///////

8、年明けより池の濁りが目立つようになり
鯉も死んでしまう数が多くなりました。

シルバーによるごみ取りの回数を増やし、
鯉に虫が付着いていたことも発見し、

みどり農水の職員による薬の散布、藻を取る薬の散布を3度行う。

また庭師に原因調査を依頼し
水路の高さを上げたことによる、水の流れが不可によるものと判明したため、
5月27日の池の清掃実施の際修繕予定であった。

9、平成21年3月21日、

森山氏他3名鯉の薬等持参して突然来館し
池の様子を見て、池の維持管理の悪さと

鯉の数が激減したことに大変驚きと落胆をされ、
浄化槽の件についても問われましたが、

21年度当初予算においては、
予算要求の時期に間に合わず提出できなかった旨伝えました。

森山氏は、この状況では今いる鯉も全滅してしまう、
秋にもう一度寄贈するつもりであったが、

出来ないとご立腹で早々帰られました。

鯉の減少状況(当初30cm以上37尾)
(シルバーの日報により集計)
月  日 減少
11月22日   1 2月15日 1
12月 6日 1 2月26日 1
2月 1日 1  3月 2日 1
2月 2日 1  3月 12日 1
2月 6日 1  3月 29日 1
2月 8日 1  4月 10日 1
2月14日 1  合 計 13

*その他黒鷺被害7尾

11、現在17尾(平成21年4月10日)

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12、30cm以上の鯉については、7尾黒鷺の被害にあったと思われます。

水はけが悪くなってからの状況による減少が大と考えます。

13、4月10日に庭師に依頼し池の排水口の入り口を低くする作業を行います。
池の水を下げなければ、電気工具を使用する際危ないとのことですので、
水位が下がる15日水曜休館日に行います。

以 上

平成21年4月10日

文化観光サロン(起雲閣)
館長    野 口

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「役所は、騒ぎにならなければ、
重い腰を上げられないのか」と、

今日の話し合いをセッティングした際に、
太田氏から飛び出した本音だった。

赤字財源に最中、災い転じて福となす、
最上の方向性については。明日、当局の緊急対応策と共にご案内したい。

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