では、
その具体的な内容について記載する前に、
先日、
ブルネイ政府と東ASEAN経済研究センターから
ブルネイ国テンブロン県における、
エコツーリズム事業プランとして、
日本の錦鯉を飼育する現地調査を目的で招聘され、
約一ヶ月間ブルネイに滞在した、
池田修一氏( 熱海ブルネイ錦鯉振興協会代表理事)の
訪問記を掲載する。
2021年6月20日
ダトゥ・マナフ財務経済副大臣兼
ロイヤルブルネイ航空(RBA)会長との打ち合わせ 。
日時:
6月20日(日)16:30-18:00 場所:ダトゥ・マナフ邸宅
出席:先方 ダトゥ・マナフ副大臣/RBA会長、奥様、ご子息6人
当方 大河内ERIA総長顧問、池田熱海ブルネイ錦鯉振興協会代表理事
池田は、出国前日、
ダトゥ・マナフ副大臣より御邸宅に招かれ、
熱海ブルネイ錦鯉振興協会による
ERIA-AKDT テンブロン錦鯉調査の結果報告を行いつつ、
「ブルネイにおける錦鯉育成等」の意見交換を
ダトゥ・マナフ財務経済副大臣兼RBA会長との間で行った。
また、
邸宅に飼育されている台湾錦鯉を見せて頂いた。
会議終了後には、
ご家族のハイティーで歓迎された。
マナフ大臣との打ち合わせの要旨は、以下の通り。
- ブルネイでの育成提案(10年計画)とガニムコロナ完治後、生産者のところまで
日本の錦鯉を見に行きたい。
熱海にも
ホームタウンプログラムの
ブルネイハラルイベントで訪問したい(財務経済省はガニムの出資者であり、
マナフ副大臣はガニムの株主総会議長を務める。)。
2.日系錦鯉企業
今回の調査結果を受けて、
日系企業が
錦鯉の生産をブルネイで行いたいのであれば、歓迎する。
単純にブルネイに錦鯉を輸出しても、
マーケットは限られている。
ブルネイからマレーシアや
中東への輸出を検討するのであれば、
産業として成り立つ。
ブルネイ政府としては
投資することはできないが、
ブルネイ企業との J/V を設置したり、
直接投資を
日系企業が行う
錦鯉育成事業を支援する。
生産池の建設や輸出入等、
政府として支援してもらいたいことには
積極的に対応する。
(つづく)