熱海の芸妓文化継承に欠かせない「置屋のプロダクション化と芸妓のタレント化」をはかり、お座敷以外にも活躍の場を!!

さて、

緊急事態解除後、
首都圏を中心に
新型コロナウイルス感染リバウンドが
顕著となってきましたが、

観光地熱海に居住する、
高齢者の一人としても、
ワクチン摂取の早期実現に
期待するばかりです。

さて、

熱海芸妓組合と置屋の存続、
芸者文化継承を課題として、

これまで、どの議員も、
質問してこなかった、
組合の内情に踏み込みつつ、
2月定例会では、

熱海市との間で問題意識を
共有してきましたが、

肝心なのは、

芸妓置屋連合組合の役員さんを始め、
置屋さんや芸妓衆自らが、

古い柵からの脱皮を目指して、

若者たちからも、
興味を抱かせるような、
コンテンツを創作し、

YouTubeなどを積極的に活用し、
世界にアピールすることで、
自ずと、
道が開けてくると考えます。

そのためには、

伝統文化継承とともに、

芸能界で活躍する演出家や
プロデューサーを始め、
IT関連企業の協力は不可欠だと考えます。

afterコロナを目指して
熱海市の
芸妓文化に対する視点について、

2月定例会での質疑質問を
長々と掲載してきましたが、
その、
最終回を記載いたします。

【 再質問⑩ 】

「華の舞」の値上げや、
補助金による芸妓利用の推進では、
抜本的な解決にならない。

いずれ破綻する。

芸者の価値を改めて見直す必要がある。

これから熱海は
国際的なリゾート地に脱皮するよう

様々な手を打つ必要がある。

芸者はインバウンド誘致に
必要な要素になると思うか。

< 立見観光建設部次長 答弁 >

インバウンド誘致に向けた
強力な
コンテンツとなるものと考えます。

【 再質問⑪ 】

今までの延長では無理だ。

芸者をタレントとして
売り出していかなければならない。

その拠点となるのは歌舞練場(見番)である。

それでは、

歌舞練場つまり、見番の土地、
429.75㎡の路線価について伺います。

< 立見観光建設部次長 答弁 >

芸妓見番歌舞練場正面の
糸川遊歩道1号線沿いは

路線価10万円、

新館入口が面する紀の本2号線は、
8万3千円です。

 

【 再質問⑫ 】

路線価にはさまざま
補正係数をかける必要がありますが、

ざっくりで
土地の評価は4,300万円、

実勢価格にすると6,000万円ほどと計算できる。

芸妓見番歌舞練場を買収し、
その資金で

芸妓組合、置屋の立て直しをし、
プロダクション化して
お座敷以外にも
活躍の場を広げるべきと考えるが、どう思うか。

< 立見観光建設部次長 答弁 >

伝統的な文化を継承しつつも、
積極的に
新しいチャレンジに
挑戦しなければならないものと考えます。

【 再質問⑬ 】

芸妓見番を買収して、

市民からも株主を一般公募し、

芸者の稽古だけでなく、

市民の文化活動に利用できる
施設に改修してはどうか。

いつまでもできない
フォーラムを待つより、

市民の活動の場、
芸妓文化の伝承の場として

安定した収入を確保し、また、

置屋をプロダクション化し

多角的な事業を展開することで、
芸者の生活を安定させ、
結果として
芸妓文化を継承できると考える。

このまま手をこまねいていれば、

芸者は消滅してしまう。

熱海にとって非常に大きな損失である。

市長は

果敢に

芸妓文化を守るためにも取り組むべき。

(写真は熱海国際映画祭特別招待作品
日韓合作映画「熱海のやまほうし」に出演した、
小夏さん。(アラカルトと共演)

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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