平成17年度9月
熱海市議会定例会が今日10時から、
始まった。
初日は、川口市長から
上程議案の説明や馬場代表監査委員から、
16年度「熱海市公営企業3会計」決算についての
審査結果等が説明された。
それによると、
当年度の水道事業会計は、
総収益 17億5,826余円に対し、
総費用 18億1,454余円で、
差し引き、5,627万余円の純損失計上、
この金額に、前年度繰越金を加えた、
3億215万余円を当年度未処理欠損金として、
翌年度へ繰り越す結果となった。
人件費の削減や県営駿豆水道の受水費の
基本水量の見直しが必要不可欠だろう。
また、
公営企業3会計の慢性的多額未収金の解消が
毎年の大きな課題であり、
悪質な滞納業者への徹底徴収で望まなければ、
税徴収の不公平として「市民」からの、
行政に対する突き上げは避けられない。
下水道事業会計についても、
当年度の収益的収支決算額は、
総収益 15億2,130万余円に対し、
総費用 17億5,464万余円で、
差し引き、2億3,334万余円の純損出を計上した。
また、温泉事業会計で、
総資産 4億4,847万余円に対し、
総費用 4億3,175万余円と、
差し引き1,673万余円の純利益を計上したが、
前年度繰越欠損金を差し引いた、
1億2,425万余円を、
当年度未処理欠損金として、翌年度へ
繰り越す結果となっている。
事業運営のあり方が改めて問われる
監査報告となった。
また上程議案、
平成17年度熱海市
一般会計補正予算(議案第39号)の他、
9議案と、16年度公営企業各会計決算、
報告3案件と、発議案が1件について、
採決される。
9月定例会は、来月5日まで開催される