今日午前11時30分より来宮神社(雨宮盛克宮司)新参集殿完成竣工式が行われた。
新参集殿は設計管理を若林建築設計、オカモト建築設計が、施行は石井工務店が担当し、
昨年6月に着工し、既に年末には仮使用を開始し正月には仮オープンしている。
一階は祈祷待合室、オープンカフェ、地下一階150人収容の大会議室を備え、外装は
下記写真のように鎮守の森に違和感のない御影石風に配色され一階は全面ガラスが施された。
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大会議室はプロジェクターを備えており、音響効果は抜群で会議場や展示場として
地域の人に開放する予定である。新参集殿はバリアフリーを採りいれお年寄りにも
優しい施設となっている。また、新参集殿建設は御祭神五十猛御鎮座1300年の
奉納記念行事の一環として施行され、正面参道造成工事、大型バス駐車場造成
大楠ライトアップ事業、拝殿・本殿・斎館塗装工事などと併せて実施された。
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小生にとっても今日の新参集殿の完成竣工式に参加できたことで特別な思いが蘇る。
今から約45年前の昭和46年10月30日、忘れもしない大雨の降りしきる午後、
愚妻と神社で結婚式をあげ、披露宴は参集殿で行っている。それをキッカケとして、
故雨宮治興前宮司や実弟雨宮崇彦氏(ニコー)のお引き立てによって、今日がある。また、
4年前には愚息夫妻の長女が巫女神楽の大役を仰せ付かったことなどを積み重ねていくと
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”縁”は、偶然には結びつくのではなく、そう運命づけられている。と、信じており、
来宮神社を守り本尊とすることで、与えられた艱難辛苦は乗り越えられるし、また、
乗り越えた後の景色が素晴らしいものであることも複数体現している。今後も
来宮神社総代として協力することで、これまでの縁をより大切にしていきたいものである。