伊勢神宮参拝、来宮神社奉賛会ご一行様。

タイトルは一日遅れとなってはいるが、つい先ほど、そう、午後9時45分に、
来宮神社奉賛会一行を乗せた貸し切りバス(伊豆箱根)が無事熱海に到着した。
今回の参加者は全員で44人。上は80ン才を筆頭に下は、
今年厄年(42才)を迎えた方々他、上下多賀神社総代の皆さんである。

2日間とも天気に恵まれ、今日は最高の参拝日和となった。ただ、朝のうちは、
かなり寒く外宮から、宇治橋を渡り内宮の玉砂利を踏む頃、陽が射してきた。
皇大神宮に入り参拝の儀式を終え、内宮神楽殿に向かう途中には、
再来年(平成25年)の式年遷宮を前に、20年に一度の
新しい神殿の造営がかなり進んでおり、石段は既に完成していた。



参拝の後は、お楽しみのおかげ横町巡りである。赤福に伊勢うどん、
魚屋さんから造り酒屋まで通りに並ぶ商店にはお昼前だというのに、多くの
人で埋まっていた。去年は公務と重なり参拝には不参加したものの、
高橋弘会長と夏の暑い盛りに、岸和田だんじり祭りを観た後、
おかげ横町に立ち寄り伊勢うどんを食べ、土産を仕込んでいた。今日の収穫は、

おかげ横町商店の店先に立つ人たちの接客態度にあった。干物屋さんは、
キスやイワシを試食に大解放する太っ腹でお客を引きつけていたが、
無理強いはせず次から次と口上爽やかに好感度を上げていた。また、
支給された神宮会館の弁当を食べる際、店先を借りたが、嫌な顔一つ見せず、
伊勢神宮とおかげ横町商店会が一対で、観光客(参拝者)に接していたことである。
ここの勢い(赤福、伊勢うどん、こんにゃく羊羹)を土産袋に詰め込み、今年も、
来宮神社奉賛会一行に混じって、和気あいあい、笑いが支配した、
伊勢神宮参拝バスツアーを通じて福を分かち合えたのである。

 

 

 

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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