熱海市伊豆山土石流災害に関する、
新たな事実が、
静岡放送の取材によって
明らかとなりました。
2011年に、
熱海市の土石流災害の起点にあった
盛り土について、
工事の変更届けに対して、
計画図がないまま
熱海市が業者からの届け出を
受理していたようです。
熱海市は、
図面がないまま届け出を
受け取ったことを認めた上で、
「放置されると困るため、何とかして
防災工事をやってもらいたい思いだった」としており、
熱海市は口頭と文書で
防災工事の内容を伝えたものの、
具体的な
工事の完了報告については、
当時の、
埋め立て業者からは
受け取っていないことが判明しています。
伊豆山土石流災害については
これまで、
盛り土が被害を甚大化したとの、
見方で一致されており、
その責任の所在をめぐって、
盛り土の造成を行った
小田原市の業者と
現在の土地所有者に対して、
被災者の方々から、
既に、
損害賠償請求等が
熱海警察署に提出されており、
受理されたまま、
現在に至っており、
また、
熱海市議会に設置された
100条委員会における審議も大詰めをむかえ、
伊豆山土石流災害の真実及び責任の所在が、
どこまで、
明らかにされるのだろうか。
ただ、当時は、
盛り土に関する規制も甘く、
埋め立て業者の別の顔についても、
次第に消えかけており、
また、
時間の経過とともに、
ジャンケンの後出しのような展開に、
どうも、
すっきりとしないのは、
小生だけなのだろうか。