昨日日曜日の午前中に、
伊豆山土石流災害が起きて以来、
顔見知りとなっていた、
NHK静岡の記者から、
朝一で、
伊豆山で発生した、
土石流の起点にあった盛り土について、
熱海市が
盛り土を造成した不動産会社に対して、
土砂搬入中止や安全対策を
強制的に行わせるため、
条例に基づく
命令文書を作成したものの、
発出を見送っていたことが、
関係者への取材で
判明したとの報告と同時に、
静岡県や熱海市では、
今日18日に、
こうした経緯について、
公表するという情報の他、
現在、
静岡県や熱海市が検証を進めている、
12年前に始めた
伊豆山土石流盛り土の造成を行った、
神奈川県の不動産会社に対する
行政側の対応に
問題がなかったかについては、
熱海市が
平成23年6月不動産会社に
安全対策を
強制的に行わせるため
県の条例に基づく命令文書を
作成したものの、
発出を見送っていたことが
関係者への
取材で分かたという。
土砂の崩壊や流出により
災害のおそれがあるとしたうえで、
土砂搬入の中止や
静岡県の基準に適合した
安全対策の実施の指示について、
日付が空欄の状態で記されたことについては、
静岡県と
相談の上で検討されようで、
文書を作成したあと、
不動産会社側が盛り土の崩落を防ぐ
仮設の
排水路の工事などを進めたため、
命令を出さずに
推移を見守る判断をしたという。
この提起された問題に対して、
静岡県と熱海市では、
当時の対応が
適切だったのかについて検証を続けるという。
(NHK静岡放送)