熱海市とブルネイ・サラダラーム国との、
オリンピックがらみの、
ホストタウン計画だが、
現在の状況下では、
熱海市としても、
コロナ渦や伊豆山土石流災害が
一か月を経過し、
被災者側の
責任追及が活発化している現在、
ブルネイとの間で締結した、
ホストタウン計画は
一時、
棚上げ状態となっているようだが、
どっこい、
熱海市の将来を踏まえた事案として、
多くのチャンスを抱えつつ、
両国の関係者は
静かに時の経過を待ち、
現在は、
静かに関係を構築している。
さて、
ブルネイ国内錦鯉育成事業推進と
熱海ブルネイ錦鯉協会に対する提案書について。
先日、
ブルネイから帰国した、
一般社団法人
熱海ブルネイ錦鯉振興協会
池田修一代表理事は、
ブルネイ在住の
大河内博氏が介在する中、
ブルネイ政府高官との間で、
下記のような話を進めてきた。
1.日本の錦鯉企業誘致について
①日系企業のブルネイでの錦鯉生産を歓迎する。
②ブルネイ国内の鯉マーケットは限られており、
ブルネイからマレーシアや
中東への輸出を検討するのであれば
産業として成り立つ。
③ブルネイ政府が
直接投資することはできないが、
ブルネイ企業との J/V を設置したり、
直接投資を
日系企業が行う錦鯉育成事業を支援する。
④生産池の建設や輸出入等、
政府としての支援は積極的に対応する。
2.生産投資事業
①ブルネイ国内での
錦鯉生産投資事業及錦鯉専門家育成は
ブローカーではなく
(一社)熱海ブルネイ錦鯉振興協会」
(池田修一代表理事)の関与が不可欠で、
日本の生産者が常駐して、
ノウハウを技術移転しブルネイさらに、
その先にある市場を目指すことが可能。
②ブルネイはアセアンの中心に位置し、
どの国にも 2-3 時間で行ける。
RBA(ロイヤルブルネイ航空)は、
アセアン全域に延びる路線があり
RBAを活用してほしい。
③RBA(ロイヤルブルネイ航空)は、
ドバイ路線やオマーンと
ビジネス・王室交流があり、
ブルネイを中継点に進出可能。
3.投資事業は小さく
①ブルネイ国内における
錦鯉の飼育を兼ねてR&Dを兼ね、
日本側とブルネイ側関係者との
JV の出資比率50:50にしての会社設立を提案する。
②財務経済省とし、また、
RBAとしても錦鯉事業に大変関心がある。
4、ブルネイでの錦鯉育成事業提案(10年計画)と
熱海市との
ホストタウン事後交流プログラムの一環として
ブルネイハラル(GANIM)のイベントを兼ね、
コロナ完治後、
錦鯉生産者農家を訪問する予定である。
ブルネイハラル食材生産販売会社(GANIM)は
財務経済省が出資者であり、
マナフ副大臣は
ガニムの株主総会議長を務める。
(ダトゥ・マナフ副大臣/RBA会長/ガニム株主総会議長)