熱海市の宿泊客が300万人まで回復できるか、難問山積、課題多く、財源不足(熱海市議会6月定例会本会議3日目)

熱海市議会本会議3日目、
小生は、
午後3時25分から、
持ち時間45分間枠で、
上程された議案に対する質疑及び
一般質問を行いました。

先ずは、

ーホテル旅館等の年間宿泊数
300万人回復まで何年かかると推測するか、
また、
回復するまでにどのような
経済対策を持って
少子高齢化に歯止めを打つのかについて、

斎藤市長は
下記の答弁を行いました。

・・・・

私からは、

宿泊客数回復のための
経済対策についてのご質問にお答えします。

令和2年3月頃より本格化した
新型コロナウイルス感染症は、

熱海市の主要観光市場である
首都圏を中心に繰り返し
感染の波が押し寄せている状況です。

このため、

令和2年4月からの全国的な
緊急事態宣言発令に伴う
市内宿泊施設・飲食店等への
休業要請をはじめとして、
その後の
複数回の緊急事態宣言や
まん延防止等重点措置など人の

移動を抑制する対策や
実際に
国民全体に広く浸透した
自粛ムードによって、

令和2年度の年間宿泊客数は
148万人と
前年度の半分以下に落ち込みました。

新型コロナウイルス感染症が
確認されてから

1年以上経過した本年5月からは、
ようやく
ワクチン接種が始まり、
熱海市においても
65歳以上の方々の7月いっぱいでの
接種完了の目処が立ち、

64歳以下の皆様への
ご案内の準備が整ってまいりました。
先般、
菅総理大臣は、
全国民への接種を10月から
11月にかけて
実現したいとの考えを示され、
また、
職域での接種なども
始まったことから本格的に
収束に向かうことを期待しておりますが、

次々に変異ウイルスも
確認されるなど先行きが
見通せない状況が続いています。

このような中で、

宿泊客数の回復に向けては、
宿泊施設の皆様の
感染防止への取り組みを
お願いするとともに、

海水浴場の開設や花火大会の実施など

感染対策を講じた上で
誘客施策にも
取り組んでまいりますが、

混雑を極力さける
ウィズコロナでの
旅のスタイルが定着するなか、

ご質問の300万人までの
回復のためには、
旅行需要の平準化など混雑を
回避しつつ
誘客する取り組みなどを
進める必要があり、
しばらく時間を要すると思います。

 

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

0 Comments
scroll to top