昨日の
議会運営員会に引き続き、
今日は、
熱海市議会2月定例会
最終本会議ですが、
小生、
一般会計予算に対して、
一部、
納得のできない予算付があり、
本会議でも
質したのですが、
当局側の
煮え切らない答弁があり、
今朝は、
反対討論に立ちます。
反対する議案は、
議案第1号令和2年度
熱海市一般会計予算の中の、
「2款総務費のうち
カスカイス市との
姉妹都市提携30周年記念
訪問業務委託料519万円」と、
「3款民生費のうち
梅園荘解体工事費7,000万円」に
対してであります。
現在、日本は
新型コロナウイルス感染防止で
外出自粛ムードの中、
熱海市でも
宿泊や宴会の
予約キャンセルが激増しています。
それに伴い、
飲食店や接客業、
納品業者が
大打撃を受けていることは、
市当局並び各議員においても、
周知のことであります。
また、
オリンピックの
開催も危ぶまれる、この時に
ポルトガルの
カスカイス市訪問を延期し、
梅園荘解体についても、
跡地利用や
売却先が決まっていない
この非常事態において、
いま、
最優先すべきは
市民の生活を守ることです。
例えば、この予算を
夜の街で必死に生きている
飲食店や
基幹産業従事者に対する
支援策として、
一日も早く
活用することを
求めるものでございます。
なお、他の自治体では、
新型コロナウイルスの影響を受け、
中小企業を対象として、
融資の限度額を
5000万円として、
返済期間は7年以内、
利率は1.3%以内として
地区の商工会議所を通じて
申し込むことが
できるようでございます。
市当局は
「計上している予算と
今後の
経済対策は別に考えている」と言うものの、
それはそれ、これはこれ。
いま、
この約7,500万円の予算を
既に
確保できているとなれば、
少しでも
市民の安心に
繋がるのではないでしょうか。
我々議員は、常日頃、
市民の側に立って、
市民感覚で行政を見ております。
この非常時において、
市民と向き合って
説明できない
予算案に対して、とうてい、
賛成することはできません。
従いまして、
議案第1号令和2年度
熱海市一般会計予算については
以上の理由で
反対するものでございます。