熱海市水道事業会計平成30年度純利益2億4,110万余円も資産の老朽化他で経営難続く。

昨日は、
熱海市議会9月定例会本会議の、
議事日程などを決める、
議会運営委員会が開催され、
小生も、
オブザーバーの一人として、
出席しましたが、
発言する案件もなく、
前回の議運に引き続き、
一言も発言しませんでした。

ただ、

決算委員会や本会議では、
与えられた時間をフルに使い、
市民の、
市政に対する不満の声や、
少子高齢化に
歯止めをかけるような、
提案を用意して、
当局の考えを質す予定です。

さて、

本会議登壇日には、
欠かせないのが、
監査報告です。

数字から見えてくる、
熱海市の現状のうち、

・・・・

基金運用状況について

代表監査委員は、

ー育英資金貸付償還状況については、
償還率は88.0%で、
前年度を0.4%上回りました。

今後も
制度の主旨を踏まえ、
未収金の回収に努め、
効率的に運用するようお願いします。

次に

公営企業会計について申し上げます。

公営企業の水道、下水道、
温泉事業の
各会計決算審査にあたっては、

市長から提出された決算書類が、

関係法令に準拠して
作成されているか、

各会計の
経営成績及び財政状態を
適正に表示しているかどうか
検証するため、

会計帳票・証拠書類との
照合等通常実施すべき
審査手続きを実施したほか、

必要と認められる
その他の審査を実施しました。

また、

各会計の経営状況を把握するため、
計数の分析を行い、
経済性の発揮及び
公共性の確保を
主眼として考察しております。

なお、

決算の概要及び経営成績、
財政状態については、
決算審査意見書をご覧いただき、
ここでは、特に、
各事業の
剰余金処分や
改善を要する事項について、
意見を申し述べさせていただきます。

3会計に共通することですが、
保有する
資産の老朽化に伴う

更新投資の増大や
人口減少をはじめ、

節水型機器の普及による
料金収入の減少等により

経営環境は厳しさを増しています。

計画的かつ合理的な
経営を行うことで

経営基盤の充実と強化に
努めていただきますようお願いします。

水道事業会計の
平成30年度の
当年度純利益は、

2億4,110万余円となりました。

なお、

公営企業会計の当年度純利益は、
いわゆる

「儲け」ではなく、

公共的必要余剰として
資本的収入額が
資本的支出額に不足する額の
補てん財源として、

建設改良費、
企業債償還金等の
資本的支出の財源として
使用されるべきものであります。

平成30年度水道事業会計を
はじめとする
各公営企業の決算で生じた

未処分利益剰余金を
処分するにあたっては、

議会に対して
十分な説明をし、

議会の同意を得た上で、
必要な処分がなされるようお願いします。

(つづく)

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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