倉本聰氏が脚本した
テレビ朝日系昼のドラマ
「やすらぎの郷」が、
週刊新潮で特集されていた。
物語はテレビ業界に
貢献した者だけが入居できる
”無料”の老人ホームを舞台に
入居者が巻き起こす
様々な問題を描いた作品で、
出演する役者のほぼ全員が、
後期高齢者であり、
病気や死への恐怖他、
我々一般人が共感する
老いへの不安が
ギッシリ盛り込まれている。
このドラマ、
無料の老人ホームという、
非現実的な舞台ではあるが、
その業界に特化した
”高齢者収容施設”であり、
思い出すのが、
今から7年ほど前に、
ブログでも取り上げた、
熱海版CCRC、
”熱海残照の家”構想である。
つまり、当時、
日本映画監督協会有志から、
計画を依頼されたのだが、
熱海の市街地の空きビルや
休業している寮、保養所等を利用して
日本監督協会に所属する
会員の半分以上が70歳を越す、
高齢者であることから、
健常高齢者である監督有志の
知的財産を地元に活用する
生活支援型の
コミュニティハウス建設の
具現化について動いた事を思い出した。
次号では当時の構想を詳しく掲載したい。
(つづく)