「実業界」高須基仁VS高橋弘、異色経営者対談ゲラ届く

斉藤熱海市長が窮地に立っている。
新年度に設置予定の、「総合政策推進室」だが、
運営の目玉としてぶち上げた、
民間人参与2名の採用をめぐって、議会からは与党を除く
全会派から猛反発を食い、
小生は、”やらせてみなけりゃ結果が出ない”。と、賛成の立場だったが、
昨日の本会議場で、
与党「民主・市民クラブ」山田議員の質問に対して、
斉藤市長が、
「参与の業務内容等理解が得られない」と断念を表明し、
野党議員を勢いづかせる格好となった。その結果、
新年度予算に計十した
 2人分の報酬と共済費、計544万円が宙に浮くことになった。
但し、予定していた民間人参与に関しては、
”日当」として、5000円程度を支給して、アドバイザーとして引き続き、
「総合政策推進室」に参加させたいとの、意思を貫いた。
ただ、優秀な民間人を参与からアドバイザーと肩書は変えたが、
日当5000円の日雇い扱いでは、
プライドに傷が付き、やる気も起きないのではないか、と懸念され、
熟慮、根回し不足が裏目に出てしまった。
と言う、経緯から、
熱海市議会3月定例会3日目が、
昨日と同様、午前9時30分から開会され、
大山議員から、おおラス登場の井沢議員まで
登壇した議員全員がこの問題を取り上げ、
通告内容が共通しているとは言え、”耳タコ”状態で聞き入った。
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小生、この総合制作推進室については、前述しているが、
斉藤市長が役所に民間活力を導入し、
行政改革を急ごうとしているのだ。と、贔屓目に見ているが、
ど~も、他の同僚議員からは、
斉藤市政誕生以来、財政危機宣言に始まり、
観光戦略室、中央保育園移設、庁舎の分庁化等々、
根回しのできない、
政策立案能力に限界を感じているようで、
独断専行型の行政運営に対する不満が大きく、
今後の市政運営に一抹の不安を残した。
さて、閉会後、小雨の中事務所に戻ると、
高須基仁氏(モッツ出版)からファックスが届いていた。
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             (堀内実業界編集長と高須氏)
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前日、熱海ホテルサンミ倶楽部にてセットされた、
高橋弘会長(万葉倶楽部)と高須基仁氏(モッツ出版)との、
「異色経営者対談」のゲラで、見出しの、
”上場維持コスト増大で本業収益が圧縮されています
   このままでは上場廃止を望む企業が続出しますよ”の文字が目に飛び込む。
雑誌発行前とあって、本文を紹介できないが、
月刊「実業界」4月号をご覧頂ければ、
100年に一度の大不況のピンチを、
 チャンスに変えるヒントを見つけられかも。と、お薦めしたい。
////// 憲三登壇(2) ///////
次に、平成21年度熱海市下水道事業会計予算のうち、
浄水管理センター等運転管理業務委託について質問いたします。
今年度は、予定入札価格より大幅下落して
委託業者が交代致しました。老朽化も懸念される中、
これまでどおり業務遂行に支障がないないのか。また、
これまで従事していた市内在住者の生活権は守れたのかについてもお尋ね致します。
続きまして、議案第39号訴えの提起でございますが、
熱海市営「八幡山住宅」“不法また貸し占有”事件の被告側は、
本件家屋の払い下げを和解条件とする準備書面には、
12月議会で私の質問に、
副市長が答弁したものが引用されていますが、このことから、
裏を返せば、原告である熱海市との出来レースではないのか、という、
穿った見方も出来るわけですが、如何でしょうか。
また、勝訴した場合、
裁判費用の被告側に負担請求は可能か。お応え下さい。
(つづく)

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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