熱海市内の津波対策についての心構え

今日は午後から、千田博敬氏と久しぶりで銀座通りの
佐藤椿油店さんに展示してあるオールドノリタケを
ジックリと鑑賞してきた。また同時に展示されている、

兜屋画廊(銀座)さん提供の「かさまつ美保子」展も
デジカメに収め、千田氏から版画の魅力をレクチャーされ
午後のひと時を楽しませて頂いた。さて、昨日の続きである。

土砂災害に続いて、津波に関しても所管課(宿崎氏)に
対策等について聞いているので掲載する。

ー熱海市の地形はご案内の通りほとんどが丘陵であり
道路も勾配の急な坂が多く、中心部は埋め立てで
砂浜海岸などが形成されている。また地質は岩盤で、
地震には強い温泉地との定説が一般的に流布されており

津波についても少し前までは、南海トラフ地震の
シュミレーイョンでも5mほどとされていた。しかし、
先日発表された相模トラフ地震発生時の津波の想定では
14m(伊豆山大黒崎周辺)と想定より1,5倍の高さに
変更されたことにより、土砂崩れだけでなく、

熱海市内の津波対策についても見直しが検討されている。

では、現在の作業状況については、

ー県では東日本大震災を受けて第4次地震被害想定の
見直し作業を今行っています。今後の公表を前提に

”レベル1の地震・津波”に対しては、

これまで地震被害想定の対象としてきた
東海地震のように、発生頻度が比較的高く、
大きな被害をもたらす地震・津波に。

”レベル2の地震・津波”は、南海トラフ巨大地震のように、
発生頻度は極めて低いが、発生すれば甚大な被害をもたらす、
あらゆる可能性を考慮した最大クラスの地震津波に。

対策としては、

◎レベル1の津波に対して、海岸や河川の堤防を
高くする等の施設整備(ハード対策)で津波を防御する

◎レベル2の津波に対して避難を中心とした
ソフト対策で生命を守ることを考えています。(つづく)
千田氏と

 

 

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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