2泊3日の奄美大島瀬戸内町への視察研修から自宅に戻った。
土産と云っては何だが、サプライズな話題は後日として、先ずは
奄美大島の乾燥は同行した友人から聞いた通り、非日常的な、
青い海と豊かな緑に囲まれた素晴らしい島だった。昨日は曇り空で
正直期待を裏切ったのだが、今日は一転、曇りの予想を覆えすように
快晴に晴れ上がり、宿泊したマリンステイション奄美の
中庭から広がるエメラルドグリーンに輝く太平洋が誘い込むような
眩しい光を放っていた。昨日表敬訪問した瀬戸内町の
房克臣町長は、町勢要覧を手にして、
奄美群島の国立公園の指定を目指しており、2016年6月には
琉球を含めた奄美の市町村が環境省や鹿児島県と連携協力し
世界自然登録の推進に向けて努力を重ねていると話した。視察訪問の
目的の一つに花樹交流があった。南の島と云えば南国情緒豊かな
ソテツやハイビスカス、ソテツやブーゲンビリア等の花樹を
熱海温泉の公園や花壇、糸川沿いや初川沿いに移植して観光客の目を
楽しませたい等の希望を、同行した瀬戸内町出身で、房克臣町長の
一級先輩で都内でコンサルタント会社を経営する友人に伝えていた。また、
瀬戸内町は今、自衛隊と大相撲で日本中から注目を集めているが、先ず、
ブーゲンビリアに関しては、熱海ネット新聞が先日、奄美に発つ日に
記事を掲載しているので抜粋してごお紹介し、詳細は明日以降としたい。
糸川沿いのブーゲンビリアは平成16年の「熱海花の博覧会」に合わせ、
市内のブーゲンビリア愛好家たちが植栽を始め、花の名所となった。しかし、
平成21年から3カ年かけて市が遊歩道沿いを、あたみ桜に統一する整備をキッカケに、
ブーゲンビリアは移植を余儀なくされ現在残っているのはおよそ40本。
「熱海ブーゲンビリアの会」(富田榮仁会長=カフェ季の環)というのがある。
クローン技術を生かし、挿し木によってDNAを継承。子や孫になった
糸川のブーゲンビリアを市内の愛好家などに配り、今では百軒を超す一
般家庭や店舗で美しい花を咲かせている。(編集主幹・松本洋二)
◇ブーゲンビリア 中南米産のオシロイバナ科の常緑つる性花木。
5月から11月にかけ赤やピンク、紫などの鮮やかな花を咲かせる。