岩見隆夫氏(熱海在住の政治評論家)が逝去した。訃報を知ったのは昨夜だった。
山岸伸氏(写真家)のご子息の結婚披露宴の帰路、午後8時30分過ぎ新幹線車内の
電光掲示板から岩見氏死去のニュースが流れた。昨年来、故人が体調を崩され
市内の某病院に入院されていたのは人伝えに聞いてはいたが、残念の一言である。
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岩見氏との交流は2005年春頃から始まった。ご紹介頂いたのはガーデナーの某女史。
2005年4月30日のブログを抜粋すると、旧熱海観光会館にて小生が司会進行を務めた
浅香光代さんの当時の新曲”人生まだまだ”のキャンペーンを兼ねたイベントに、
「岩見隆夫」さんにもパネラーとしてご出演頂いている。高橋弘会長や
故雨宮治興来宮神社宮司、当時の熱海温泉旅館ホテル協同組合長等を来賓に
老いても盛ん、浅香光代さんが、人生まだまだ、と、歌と踊りを披露して、
約450名もの市民を喜ばせたことが昨日のことのように思い浮かぶ。その頃の小生、
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酒なら何でも、ドンと来い、だったが、飲食店や岩見氏の自宅、知人宅などでの宴会では
酒豪だった故人には敵わず、飲み過ぎて途中でカウンターに俯してしまうことも度々あった。
断酒してからは次第にお会いする機会も少なくはなっていたが、ただ、新幹線内では、
チョクチョク同席し熱海市の政治情勢など意見交換し実となるアドバイスを多々頂いた。
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お住まいは、網代山の山頂に近く、陽が燦々と降り注ぎ庭園には、魚柳梅、ロベリア」、
羽衣の木」等の珍種を始め四季の草花それぞれが特色ある色彩を放ち咲き乱れていた。
また、故人の詳細を熱海ネット新聞から抜粋すると、中国東北部(旧満州)生まれ。京大卒。
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1958年に毎日新聞社に入社し、政治部副部長、論説委員、サンデー毎日編集長などを歴任。
89年から政治コラム「近聞遠見」を執筆。92年度の日本記者クラブ賞を受賞。主な著書に
「昭和の妖怪 岸信介」「総理の娘」「陛下の御質問」「角さんの鼻歌が聞こえる」。
サンデー毎日の誌上で昨年、肝臓がんと診断され、手術を受けたことを明かしていた。
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思い出をありがとうございました。ーご冥福をお祈り致しますー