今朝も寒かった。議場内の暖房のコンディションが今イチで、
議場は上半身は適温だったが、下半身は寒く、寒暖の差が生じ、
クシャミが飛び出し鼻水も流れ、風邪のひき始めの症状ににており、心配したが、
帰宅後のうがいと手洗い、そして、黒ニンニクのお陰で事なきを得たものの、
空気の冷たさに震えながら、愛犬ふ〜と観光港周辺を一周した。
散歩を済ませ、庁舎に入り本会議3日目での出番に備えた。
今日の本会議3日目は、杉山、藤曲、佐藤、金子、
米山、小生、越村の各議員が順に登壇し、各会派議員それぞれ、
不況をテーマに切り口を変えるなど、熱のこもった内容で
舌鋒鋭く当局に迫った。また、今日の通告テーマが同じだったのが、
公明党の米山秀夫議員だった。米山議員は、
介護給付金の不正請求事件のその後について、22年度の
歳入額と照らし合わせて返還金の有無について問いかけたが、当局側は、
守秘義務の一点張りで口を閉ざしたままだった。米山議員自身の肉親が
当該施設に入居ていた際の、過払い金返還も未だに履行されていないこともあって、
当局の対応に不信感を露にした。また、小生の質問と重複することから、
介護給付金不正請求に関しての答弁を割愛させて貰った。さて、
12月定例会での小生の通告内容と前置きについてご案内したい。
ー熱海市政調査会、村山憲三でございます。ただ今から
上程されました議案に対する質疑並びに一般質問を行います。
今年もあと20日間余りとなりました。今年は東日本大震災、福島原発事故という、
想定外の大災害に襲われました。それに加え、日本経済は超円高で推移し、
観光地熱海への影響は大きく、市税に直結するかつてない、
大不況に直面しているのはご案内の通りであります。他方、微かな光ではありますが、
旧ホテル100万石や旧南明ホテルの再開という朗報もございます。この再開が転機となって、
小生がこれまで唱えてきた、旧つるやホテル跡地商業施設の
有効活用論が再燃することに期待をする訳でありますが、しかし、問題は
投資環境の整備であります。熱海市は投資家に対する、優遇税制他、
新しい熱海の創造に向けた具体的なマスタープランの策定に前向きであるのか。
この一点が課題でもあります。はたして、
熱海温泉の代名詞でもある温泉と水、新鮮な空気、この自然の恵みを利活用して、
新しい熱海のビジネスチャンスを模索することができるのか。また、
定住人口の確保と若者の雇用確保の環境整備も急務であります。しかしながら、
現在の市内経済は今更言うまでもなく、ガタガタ状態で出口が見えてきません。
不況が浮き彫りにした官民給与格差。一方で大きな課題が、
高齢化の加速と雇用の喪失であります。(つづく)