伊豆山「逢初橋」(あいぞめばし)のルーツを探る

今日と明日の2日間、親水公園内にて、
熱海商工会議所の主催で、今年も、

「ふれあい産業祭り」が開催される。
このイベント、

回を重ねること今回で7回目となり、
旅組や観光協会他建設業協会等を始として

市内を代表する団体組織がバックアップしており、
市民だけでなく、この時期を対象とするリピーター(観光客)への浸透度も深まり、
年々、大きな賑わいを見せている。

このイベント開催セレモニーに出席する予定だったが、
急用が入り、高橋幸男副議長を通して、
午後から一般客として参加する旨連絡を入れる。

高橋幸男副議長と言えば、

「伊豆山」を代表する市議会議員であり、
消防や防災のプロとして長年、市の消防団活動に尽力してきた。

最近、その高橋副議長の自宅周辺が
騒がしいという情報が飛び込んできた。騒がしいと言っても、
事件や事故の類ではなく、

観光客が観光案内のパンフを片手に、
頻繁に周辺を散策している。と言うのである。

そこで、何事があったのか。高橋副議長に事情を聞いてみた。

「ムラさん。テレビの影響だよ」と、

今月1日、NHKの新番組「歴史秘話ヒストリア」で、
頼朝と政子の”夫婦”の葛藤を軸に、

所縁の「伊豆山神社」を始めとした、

jinjya.info/

関連する名所旧跡にスポットが当てられたことに関係があったようだ。

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NHK大河ドラマによって、
まちが(ご当地)活性化された例は多く、

中でも、源氏を題材とした、永井路子 原作の、
「草燃える」(79年)が放映されると、
伊豆山神社に大勢の観光客が足を運び、まちの活性化に貢献している。

「草燃ゆる」を含めて、源氏と平家、
北条氏に関連する大河ドラマをネット検索すれば7本あるが、
来年と言わないまでも、数年後に期待を込めて現場に飛んでみた。

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な~んだ。である。
言われて見なければ分からないものだ。

この石橋は過去においても、
何度も跨いでいたのである。それもそのはず、
ここを横切って直ぐに、
太田信雄氏(起雲閣錦鯉編で登場)の自宅があるからだ。

単なる”石橋”にしか見えないし、腰の位置にも満たない、
石の欄干には文政6年(1823年)と刻印されているが、

ここが、国道135号線上に架かっている、”逢初橋”のルーツなのだろうか。

早速、太田氏の自宅を訪ね、
これこれ、こういう事情で来た、と、挨拶すれば、大田夫人から早速、
”石橋”の建立寄進に関する資料を見せられた。

文政六発未暦 四月吉祥日
当寺現住 良学代(屋敷季号)とあり、

銀20目、金1両疋を寄進したとして、
多田、椎野、高橋、岩本、中田、浄心坊、木村、大木、
新磯、前田、”大田”、
鈴木、小松、小磯家等々現存する旧家の、先祖の名前が羅列されていた。

はてさて、である。単なる「石橋」に、
これほど多くの家々が寄進するものだろうか。

ただ、伊豆山権現の縁起として、
神話「初木姫物語り」にある、初木姫と伊豆山彦との出逢い場所、
”逢初橋”のルーツとして、崇められてきたからではないのか。

伊豆山序での、もう一件、週刊誌から話題を拾う。

今週号の週刊新潮(4月23日号)には、予てから噂の絶えなかった、
伊豆山の老舗旅館「蓬莱」が身売りしたと報じている。

星野リゾートという、旅館の再生を生業とする企業が
自力で買収し再建すると報じており、

熱海市にとっては、ありがたいニュースでもあり、
今後の対応に注目したい。

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