熱海「梅園」、再来年の”有料化”への布石

今日の午後2時から、熱海市議会の、
「観光福祉員会」(橋本一実委員長)が開催された。

議題は、所管担当新任職員の紹介と、
”梅園管理棟建設”についてだった。

要は、平成23年度をめどに、
行財政改革に基づいた”熱海梅園”の有料化に向けた、

「管理棟建設」に、

国庫補助金(66,000千円・補助率:半分)が決まり、
補助関連工事として、単独事業費(1,000千円)を認めて、というもの。

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当局から用意された資料には、

今年中(7月)に着工して、12月下旬までに完成させたいとして、管理棟は、

和風をイメージしたもので、建築面積は109㎡、床面積82㎡。
内部にはトイレや物置、

”キップ売り場”、

改札所には、5通路程度の改札所が併設されていた。

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キップ売り場とあるからには、有料化を前提としての、
整備事業であることは間違いなく、

上記図面にもあるように、

正面入り口広場には、車寄せ、広場中央には”紅白梅”を左右に配した、
モニュメントを配している。

当局側の説明の後、小生は、

この事業については、
行財政改革プランに沿っているとは言え、

3月議会終了後の委員会召集に、
当局の意図的な思惑が見え隠れしていることから、

市民の中でも有料化には賛否両論あり、

ー梅園の有料化を前提にしているのかーと、ズバリ確信を突く。

説明に立った新任の沢田観光施設課長や
桜井副市長の口からは、当初、歯切れの悪い返答が返ってきたが、

他の委員からも同様の質問を受け、
ハッキリと有料化へ移行したいと。との本音を吐いた。

小生の支持者の中にも、梅園有料化を強固に反対する、
利害関係者である周辺住民もいるが、

熱海市を含めた観光団体も、
年間60万人の観梅入園者を誇示するものの、

実質、期間限定の、
観光バスルートとして”点”としての利用度が突出しており、

熱海市内にある観光施設とは”断線”状態であり、従って、
観梅者の大多数を占める観光バス客の、

市内経済への波及効果は”ゼロ”に近い状態が続いている。

インフォメーション設置などから、
その点についても質したのは言うまでもない。

熱海梅園は独自の文化的経緯や、
梅の種類や内容についても、他の施設に見劣りすることはなく、

市民負担の軽減や、
篤志家「大塚実」氏の大規模な支援を活かす為にも、

梅園の通年開園と有料化は避けられない。

また、その他では、

定額給付金の受け付け状況について、
4月6日から15日現在で、

住民登録世帯数21,417(40,756人)、支給額6億44,128千円
外国人登録世帯数314(314人)、支給額4,280千円のうち、
66%の受付率と説明があり、

振込手数料や振り込め詐欺の対応等の質問があった。

ここでも小生、ふるさと納税に引っ掛け、

支払い拒否率を質したが、
国会で賛否が問われた当時とは打って変わって、

定額給付金の辞退件数は
現在のところカウントされていないようである。

さて、プライベートな話だが、

先ほど「熱海マリーナ」の小林社長からの電話によれば、

明日午後5時に予定されていた、
作曲家「叶弦大」氏との食事会は、レストランの都合で、
”30分”早くなったが都合はどうか、という内容だった。

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