熱海市議会12月定例会に提出される
当局案件に対する、
各会派別説明会(政調会)が始まり、
今日午後1時から、
一人会派の小生(熱海市政調査会)に対する
政調会が開かれた。
協議事項は当局提出予定案件、
平成20年度一般会計補正予算(第3号)、
平成20年度国民健康保険事業特別会計予算(第2号)を含む、
条例7件と一般案件6件他についての説明があり、
質疑応答が行われた。
特に、避けられないのが、
上下水道料金の値上げで、
水道料金9%=老朽施設の更新分、
下水道料金8%=財政計画分の値上げをする
条例の一部改正案については、
熱海商工会議所、熱海温泉ホテル旅館組合、熱海観光協会より、
下水道料金の値上げ幅について考慮できないか、要望が提出されており、
斉藤市長の方針を崩すことができるか、
観光3団体から支持を受けている
各派代表議員の質問内容が注目される。
小生の論点については、
後日”通告書”提出と共に羅列するが、
議員に付託された最大の責務は、
血税の使途をチェックすることにあり、
公共料金の値上げと税金の無駄遣いについて、
”とある業界の不可解な協定料金”を例にとって、
当局の見解を求め、
熱海市内で始まっている、
景気減速に伴う銀行の貸し渋りと貸し剥がしや、
熱海市が強行する、
固定資産税滞者への差し押さえによって、
中小企業と零細企業が大半を占める
基幹産業への打撃と対策などについても迫っていく所存である。
今日はこの後、
熱海駅近くの「ホテル熱海閣」にて、
「熱海料飲食組合」(加藤登組合長)の懇親会があり、
小生も組合員の一人として参加する。
懇親会(忘年会)には、
組合員を始め。
大手飲料販売会社、音楽著作権協会や
日本政策金融公庫等の組合と深い繋がりのある業界や、
斎藤市長、田嶋県議、鵜沢精一商工会議所会頭、
森田金j清観光協会長、鈴木ホテル旅館協同組合副理事長が、
お祝いに駆けつけ、
冒頭挨拶に立った「加藤組合長」が、
飲食店の厳しい状況打開に向け新たに、
マンション族をターゲットに、
パンフレット作成して顧客掘り起こし計画を披露したが、
来賓からの祝辞は、
ー一致団結して、困難な時代を乗りきろうーとエールを送ったものの、
具体性に欠けた
定番的挨拶の感が拭えなかったことと、
小生に発言の場がなかったことが
残念と言えば残念だったが、
組合員に一人から、小生が、
”なれ合い市政に切り込む新聞も発行しなくなり、
我々が期待した市民の代弁者から、
役所を庇う体制側に回ったのでは”と、切り込まれたが、
同席した橋本一実議員が、
ーブログを通して政治活動が見えるーと、
間髪入れず助け船を出し度量の深さを見せた。
宴会が盛り上がったのは、
貞方邦介氏(アルカサバ社長)から紹介され、
熱海市内のホテル・旅館ご用達の、
「タジマジック」(マジシャン)が突然お祝いに駆けつけ、
本邦初公開という手品を披露し、
宴会は一気に盛り上がった。
宴席に華を添えた芸者衆だが、
その中には、
「熱海で元気で盆踊り」でお目にかかったという、
「藤和本」(芸妓置屋)の久千代姉さんがいた。
その久千代姉さんに、
記念写真を撮ってもらい、
ホテル「熱海閣」一階にある、
カラオケルールームでの2次会に顔を出して、
明日朝6時30分出発の、
「来宮神社」奉賛会恒例の
”伊勢神宮参拝”への準備を急ぐため失礼した。
ただ、
斎藤市長は挨拶で、
全国市長会議の席でも、
最近熱海が元気なようですね、と、注目を浴びたと小鼻を膨らませたが、
景気後退と観光客の流れを誇張する
テレビ報道の”ヨイショ”を真に受け、
財政健全化をお題目に、
公共料金値上げや、
滞納整理を急ぐあまり、差し押さえなどを強行すれば、
資金ショートで崖っぷちに立つ
基幹産業の背中を押すことになり、
”夜逃げのまち熱海”を加速することにならないか、
12月議会での質問予定案件が
また一つ増えることとなった。