昨日に引き続いて、
「熱海芸妓置屋連合組合」の”華”、
”小金”姐さん(明治42年9月24日生まれ)を、
「週間実話」(3月20日号)の、
特集グラビアと
掲載文を抜粋して、
小生が
昨年の熱海市議会(3月定例会)で、
熱海”芸妓文化”に貢献してきた、
「小金」姐さんへ、
熱海市から、
何らかの功労賞で報えないかを質問しているので、
そうした観点からも、
市当局の、
”芸妓文化”に対する関心度と、
熱海温泉崩壊の
危機感を抱き、
芸妓組合やホテル・旅館組合を中心に、
熱海市内の有志が立ち上げた、
「復活熱海元気ですよ」(NPO法人申請中)の、
実践する”本気度”を比較して、
「熱海復活」へのたたき台となれば幸いである。
さて、
「週間実話」では、
徳川家康がお忍びで
湯治に訪れたとも言われ、
かつては、
新婚旅行や社員旅行の定番だった
熱海温泉。
最盛期には、
約1200人もの芸妓がいたが、
ここ20年は、
”絶滅状態”となっていた。
そんな中、
明るいニュースが街を賑わせた。
「熱海の舞妓さん」が
一挙に15人も誕生したのだ。
その名も「あたみっ娘ちゃん」。
16~19歳の
100人近い応募があったが、
一人の「あたみっ娘ちゃん」には、
カツラや着物、帯などで
100万円以上かかるため、
厳正な審査の結果、
いずれ劣らぬ美女が選ばれた。
まだ初々しい彼女たちだが、
さっそく市役所への挨拶、
熱海梅園や地元商店街、
熱海駅でのPRなどをこなし、
道行く観光客から、
「花魁さん?!」とカメラを向けられ、
地元の人たちからは、
「街が明るくなった。熱海が元気になるよ」と、
歓声を浴びた。
JR熱海駅に降り立つと、
雅な彼女たちが一斉に出迎えてくれる。
艶やかなその笑顔こそが、
何よりの旅の癒しになることだろう。
さて、
「熱海の人間国宝」プロジェクトについてご案内すると、
「小金」姐さんが
満100歳を迎えたことを記念して、
今後毎年、
熱海を文化的に支えてきた
人物の功績を称え、
これを表彰して
後世に伝えようとするプロジェクトで、
園田天天光会長の、
「NPO法人和文化交流普及協会」に
選考を委託し表彰する。
「小金」姐さん、
その栄えある
第一回の受賞者に選出され、
明日8日(金)午後4時から、
「熱海岡本ホテル」にて表彰式が行われ、
当日は、
日本テレビ報道取材班が駆けつけ、
日常の生活も紹介しながら、
翌9日(日)午前11時から、
NNN全国ニュースで、
3分間ほど放映予定となっている。