8月24日(土)、
熱海市観光港芝生広場において、
平成18年度の、
熱海市総合防災訓練が実施され、
約3,000人(主催者発表)の市民が参加した。
この日は予定が二件入っていた。
一つは、この総合訓練で、
もう一つは、浅草サンバカーニバルに、
招待されていたのである。
総合防災訓練出席は、
選挙活動の一環としては、
押さえておかなければならない議員活動の一つ。
浅草サンバカーニバルは、
大竹啓之氏(鶴見セグレード)に、
浅草公会堂で行われるイベントの、
最前列に近い入場券(3,500円)を、
確保していただいたのだが、
開演が正午では、
総合防災訓練には不参加をしなければ、
到底間に合わず、
当初は、
議会事務局に欠席で連絡していたのだが、
結局は”防災訓練”に参加し、
大竹氏には、
チケットが無駄にならないように、
携帯で丁重に事情を説明し
快く事情を把握していただいた。
に、しても、
来る9月3日からの、
熱海市長選において、
小生が応援する陣営には、
”熱海ラテン化計画”の、
一端を披露する予定でいただけに、
今年の
「浅草サンバカーニバル」欠席は、
少し残念な気もしたのだが、
市民総合防災訓練参加は、
今後の議員活動を続ける上においても、
ベターな選択だったのかも。
総合防災訓練には、
対策本部長である”現職”市長と、
対立候補者の一人が、
席を同じくしたが、
視線を交わさなかったものの、
リンとした緊張感は薄く、
対立候補一本化頓挫で、
現職の楽勝ムードがここでも漂い、
燃え上がらない、
低調な”市長選”の感が拭えなかった。
訓練想定は、
8月26日、午前9時00分頃、
相模湾を震源とする、
マグニチュード7.0の地震が発生し、
熱海市では震度6を記録、
この地震により市内各所で山崩れが発生し、
家屋の倒壊、道路の陥没、
一部地域では火災が発生し、
多数の負傷者が出ている模様で、
電気、ガス、水道及び通信施設にも、
大きな被害が発生しており、
交通機関はマヒ状態に陥っている。
熱海市は午前9時0分に、
災害対策本部を設置し、
各地域への災害情報の収集に努め、
地震災害応急対策活動を、
開始すると共に、
自衛隊への災害派遣要請をした。
市内各所においては、
自主防災会、消防団、事業所の
自衛消防組織等が、
地域住民と一体となって、
非難誘導・中高層及び倒壊建物からの、
負傷者の救出・救護・
火災の延焼阻止活動を懸命に実施している。
また電気・ガス・水道・電話などのライフラインが、
各所で寸断され、
関係機関は応急復旧活動を開始した。
この地震により、
伊豆半島東海岸に津波が来襲し、
浸水危険区域の住民へ
緊急に高台へ非難するよう、
同報無線で広報するとともに、
漂流者の救出活動を開始し、
海上保安庁へ出動を要請した。
滞留観光客は、
防火協会が主体となり、
一時避難生活の運営を開始した。
重傷者災害拠点病院搬送訓練は、
建物屋上の重傷者を、
ヘリコプターで吊り上げ収容し、
災害拠点病院に搬送、
大規模火災延焼阻止訓練では、
全消防車15台を結集し、
一斉放水を予定通り行い、
午前11時、
熱海市防災総合訓練は、
無事終了した。