熱海国際交流フェスタ実行委員会主催の
「熱海国際交流フェスタ」2005が、
ムーンテラスで開催された。
23日のオープニングから、
当日13時から15時まで、同所にて
(写真左挨拶に立つ、鵜沢精一ホテル旅館協同組合長と、右は金子市議)
テリー伊東のってけラジオの
公開生放送や
ワールド・フード・バザールの冠の元、
ワイン・カクテル・ビールを豊富に取り揃え、
世界各国の料理が集合し、
観光客や地元市民が多勢集まり活況を呈した。
また、午後6時30分からは、
ホテルニューアカオ本館15階 サロンド錦鱗にて、
カジノパーティが開かれた。
とかいっても、擬似カジノなのだが、
昨年9月熱海市において
「第2回日本カジノ創設サミット」が開かれ、
同時に会場内に擬似カジノも導入され、
多くの参加者から大きな願望を込められ、
盛大だったことを受けて、
「国際交流フェスタ2005」の一環として開催された。
この日は、主催者の挨拶のあと、
先の衆院選で地元から当選した倉田代議士は、
国際観光産業としてカジノを考える議員連盟
会長の「野田聖子」議員が、
自民党を離党したものの、
超党派で、引き続きカジノ法案成立に向け、
努力していくことで、意見の調整を図って行く。と述べ、
石川静岡県知事もカジノ導入には熱心で、
倉田衆議院議員も、旧清水市在住時には、
舘山寺、出身地の三保、そして熱海と、
県内三ヶ所にカジノ開催を望んだなどと話した。
(川口市長と鈴木収入役とルーレット台)
カジノ法案は、過去に自民党議連が
カジノを認める「ゲーミング(カジノ)法案」の
基本構想をまとめ、今年の通常l国会で議員立法での
法案提出を目指していたが、
「郵政民営化解散」総選挙で、
立ち消えとなり、
自民党議連会長だった、野田衆議院議員も、
郵政民営化反対の象徴として、
自民党執行部から離党命令を受けた。
これまでも、故「畠山鶴吉」氏が、
(旧つるやホテル創業者・元衆議院議員)
(熱海市議会関係者も、俄かギャンブラーになったつもりでチップを稼いだ)
昭和19年に、
熱海市「初島」にカジノ構想に着手したが、
カジノは刑法上の「賭博行為」にあたり、
風紀上の影響を懸念する意見など
慎重論も強く、実現していない。
(ダンディー山縣観光文化部長と、会場の雰囲気)
川口熱海市長は、3選の公約に、
「カジノ」誘致を上げていただけに、
法案が成立しない現状に、
市民からは、不満の声も大きい。
こうした側面を抱えながらも、
この日の擬似カジノ開催には、
物珍しさも相まって会場はかなりの熱気に包まれた。
カジノ構想をぶち上げた熱海市、
年に一度の擬似カジノ開催ではなく、
通年的に、法的にも観光地にもフィトした、
換金方を考案した常設擬似カジノで、
カジノ誘致に先鞭をと、考えるのだが。
この模擬カジノには、
多くの議会関係者や市職員も参加し、
「ルーレット」「ブラックジャック」、「バカラ」など、
競技方法をディラーから聞きながら、
チップを賭けていた。
(会場を後にし、石川屋で腹を満たす、高橋、梅原、梅、加藤則の熱海会市議)