午前11時15分までに、
「熱海後楽園ホテル」に行く。
地元の有力紙、
「熱海新聞」創立80周年記念パーティーへ
出席するためである。
来賓として、
地元や隣町選出の、
衆参両議院の代議士さんが5人、
会場の最前席に顔を揃えた。
新聞が率先して
町おこしのキャンペーンをお願いしたいなど、、
地元新聞への期待と賛辞が並んだあと、
懇親会に移ったところで、
出席者相互の個別外交が始まった。
やはり話題は、
県議選と市議選について。
県議選は3期連続無投票で、
現職の田島秀雄氏に、
ほぼ決定しているのだが、
市議選は、
現在のところ新人5名が
出馬表明もしくは意思決定を見せている。
市議会議員定数に関しては、
世論の風潮から言えば、
現行の21人から15人程度という声が圧倒的だが、
13日の議会運営委員会で、
委員各位からどのような発議が飛び出すか。
小生も委員の一人として、
議員削減賛成を貫き、
市民の不満を代弁する予定である。
さて、ここでのウオッチングは、
明日もう少し続け、
今日は、
これまでに溜めてある、
日記を綴っておきたい。
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その一つが、昨日から続けている、
「松本スクリーン」さんについてである。
松本スクリーンは、
東京都足立区にある。
足立区は東京の北東部に位置し、
隅田川と中川に挟まれ、
北は埼玉県に接する。
「松本スクリーン」の
ご夫妻の自宅は近所でも目立つ、
3階建てのピンク色のビルで、
一階が工場で、
2階以上が住居となっている。
スクリーン印刷とは、
プラスチック、布、木、
金属、ガラス、塗装面などに、
また立体的な品物や縫製された繊維製品、
広告看板、さらに窓ガラスや
壁面などの建造物などにも印刷ができるといい、
伺った日には、
某有名メガネチェーンの大手、
「P・M]のめがねクリーンや
都内の交通安全標識等など、
裁ききれない仕事量を、
松本社長以下”ペンキ”塗れになってこなしていた。
「松本社長」は22歳で独立して、
今年で22年目といい、
ここまでやってこれたのは、
年上の女房が支えてくれたればこそと、
真顔で持ち上げる。
お二人の間には、
お子様が6人と子宝に恵まれ、
まるで、
足立区の少子高齢化率上昇を、
押さえ込むがごとく貢献度は表彰ものである。
松本スクリーンが得意とする分野は、
ステッカー・シール・ラベル
POP・ポスター・のぼり旗・社旗・横断幕などで、
オートメーション化すると、
印刷ミスが起きた場合に、
取り返しのつかない”ロス”が生ずる危険性があり、
昔ながらの家内制手工業的な、
”ガリ版刷り”のような
印刷方式で仕上げるので、と、
松本社長は、
インクの付いた手を広げ、
こうした根を詰める仕事の疲れを、
熱海の景観や温泉が癒してくれると、
熱海を絶賛する。
「ソフィア熱海」(旧静観荘)を購入する前は、
伊東市内のマンションを所有していたが、
タイミングよく、
マンション業者”ロイヤルリゾート”の仲介により、
最高の環境を手に入れることができた。と、顔を崩す。
食べ物はウマいし、
市民はよそ者と知りながらも、
優しく受け入れてくれる。
ただ、
バイクを運んでまちを探索したのだが、
見るところ遊ぶ観光施設が少なく、
”ここに”また持って帰ってきた。という。
このご夫妻は、
滞在するときには必ず友人達を招待しており、
”入湯税”には貢献しないものの、
飲食店やクリーニング店、食料品店等への
波及経済効果は大きい。
高所得者層の
定住人口増加促進を掲げる小生だが、
松本ご夫妻のような
”マンション族”なら大歓迎で、
今日(土曜日)夕方には、
熱海に入る予定ということであり、
小生の”ラーメン屋”は、
大騒ぎとなりそうである。