今定例会(9月議会)も明日、最終日をむかえる。
本会議では、平成21年度熱海市一般会計補正予算案を盛り込んだ、
議案第59号から議案第71号の個別外部監査契約の締結についてまでの、
13案件と平成20年度の熱海市一般会計及び各特別会計決算認定である、
認定第1号から資金不足比率報告書についての報告第9号までの、
報告案件4件が採決される。今朝10時からは庁舎5階会議室において、
はその、最終本会議に向けた第3回目の議会運営委員会が開催された。小生、
議運にはブザーバーとしては発言できるが、一人会派という事で、
採決権は有していないため、事前に、重要協議案件提出を知らされない場合は、
終了後に議会事務局から説明を受けている。今日の議運は、
明日の本会議では二人の議員から討論の通告があり、その他で、
議長より議会傍聴者に対する意見があり、議会規則に違反する行為、つまり、
拍手をしたり、野次を飛ばす等の行為には毅然と対処したいとの確認があったようだ。
午前11時30分、庁舎の控室に入り、事務局から報告を受け、
高田福祉事務所長にお出で頂き、
10月8日(木)午後3時から庁舎4階会議室で開催される、
中央保育園整備方針の説明会について、詳しい話を求めた。これは、
中央保育園整備問題に立ちはだかるのが、候補地に観光施設建設を要求する、
観光団体と近隣町内会を対象とした説明会ということだが、当局側は、
整備方針検討結果と熱海まちづくりビジョンとの整合性で押し切りたいところだが、
これまでの経過を見る限りでは、両者の言い分は噛み合ず、
平行線のまま物別れに終わりそうだが、
来年3月議会に、中央保育園整備に要する予算付けが上程され、斉藤市長の、
行政手腕が問われそうである。この問題、
来年9月の市長選を左右する重要な案件となる可能性は否定出来ず、
与党(民主・市民クラブ)の動きからも目が離せない。ただ、
当局が推進する、民設民営のデメリットに付いても議論が不可欠だと、具申した上で、
新庁舎建設も中央保育園整備問題も、出発点は耐震であり、
庁舎建設や移転問題が先送りされた現在、耐震性をクリアできてる、
市内リゾートマンションの空き店舗活用しての分庁化や、
小学校の空き教室を利用した、保育園等の分散型行政運営についての可能性や、
この際、保育園整備も一旦棚上げにして、基幹産業の方向性と
まちづくりビジョンについて根底から洗い直す必要性がないか、意見を求めた。午後からは、
熱海マリーナにて、珈琲と間瀬の和菓子をご馳走になりながら、
来月12日に予定されている、
維坊市から訪日する超氏(山東新聞網、合展動画社長)のスケジュール調整等を話し合う。
/// 憲三登壇(前置き)////
こうした例を出すまでもなく、怪文書が指摘する
諸々のマイナス要因が重なり、結果、約100億円あった基金も取り崩され、
今日の財政危機に至ったのはご案内の通りであります。今回、
そうした悪政と結託し自己利益誘導を諮って来たとの認識で捉えていた、
八幡山住宅不法転貸明渡し訴訟事件の当事者、つまり、今回
監査請求された、木下恵司氏によって、癒着の構造が暴露されたわけでございます。
国税徴収法違反、脱税幇助、入札妨害、
個人情報保護法違反等々の違反行為があぶり出され、
ワルと実名で告発された監査請求人とダメな市会議員である私の手によって、
丸3年後に、全貌が明らかにされようとしているのは、
因縁と申しますか、何とも皮肉な現象でございます。しかし、
先ほども申しました。この問題、例え、
木下恵司氏の監査請求が却下されようとも、新規ホテル参入者の不満を払拭しつつ、
熱海市再生に不可欠な市政浄化には避けて通れない
最重要課題として、この場で取り上げさせて頂きました。
この“国税徴収法違反”を重く捉えると共に、
間接的にこの問題について追求して来た私としても、
決着を付けなければならない案件でもございます。(つづく)