さて、
ブルネイ国に留まらず、
開発は、
人々の生活の質や経済的繁栄、
環境保全を促進する
持続可能性の側面を含むべきであり、
それに
留意することが重要です。
そう話すのは、
昨年5月にブルネイに渡航し、
現地に滞在する、
大河内博氏の案内で
ブルネイ政府関係者と対面してきた、
池田修一氏(熱海ブルネイ錦鯉振興協会)である。
池田氏の現地を視察しつつ、
錦鯉を輸出する際の注意点等を、
列記してみたい。
日本から錦鯉をブルネイに輸出するに関して、
そのためには、
地域住民とその特性を中心とした
ステークホルダー全体の
利益に合致するよう、
注意深く監視・管理しなければなりません。
テンブロンのエコツーリズムの一環として
展開される
セクターの一つとして ,
コイの育成が提案されている。
世界中で、
コイの養殖は付加価値のある
漁業分野であることが
証明されており、
特に日本では、
コイの養殖は経済的利益だけでなく、
観光振興のための
文化的・環境的価値のためにも
広く行われている。
テンブロン地区では ,
コイ農場の開発は
エコツーリズムの促進に同じ
経済的 , 文化的および
環境的価値を
もたらすことが期待されています。
さらに重要なのは
コイの養殖とエコツーリズムや
環境保全を結びつけることが、
地域経済の
重要な付加価値部門となり、
地域の人々により多くの
雇用創出が
できるかもしれないことです。