長引くコロナ渦にあり、
温泉地熱海もご多分にもれず、
変異し続ける
コロナウイルス感染拡大に、
市内経済に与えたダメージは
計り知れません。
いまだ見えない収束を前に、
財政的にも土俵際にある、
熱海市は、
今後どのような施策を持って、
途端の苦しみに喘ぐ、
市民に対して
明るい希望を与えるのか。
6月定例会において、
小生を含めた、
各派代表議員の活発な討論が
期待されるところです。
さて、
afterコロナに向けた、
国際観光都市熱海市にとって、
インバウンドを含めて、
希望の光として期待されるのが、
イスラム教国であり親日国、
ブルネイとのホストタウン合意です。
昨年熱海市が、
2020年東京オリパラ大会開催を機に、
ブルネイ選手団の
ホストタウン候補地として、
経産省からの打診があり、
ブルネイ在住で経産省OB、
東ASEAN経済研究センター総長づきアドバイザーである、
大河内博氏の仲介で、
斎藤市長を始めとする一行が
ブルネイを表敬訪問し、
ブルネイ政府各省庁の大臣クラスとの間で、
熱海市がブルネイ国とは、
事後交流を基本として、
ホストタウンとして合意され、
帰国後に
内閣府から認定されました。
その事後交流の一環として、
(一社)熱海ブルネイ錦鯉振興協会の
池田修一代表理事が
ERIAやブルネイ政府から、
ブルネイ国における
エコツーリズム開発に絡んで、
錦鯉に関する調査報告を依頼され、
招聘されました。
錦鯉に関する詳細は後日として、
熱海市と錦鯉に関しては、
錦鯉の生産地ではありませんんが、
古くからありました。
明治以降、
大正天皇の御用邸が置かれるなど
政府要人や文化人のサロンの場として
別荘文化が根付いてきました、
多くの別荘では錦鯉が
日本庭園を彩り、
現在に別荘文化の一端を伝える
「起雲閣」の庭園にも
錦鯉が泳いでいます。
この別荘文化を体現した
熱海とブルネイとの
錦鯉による交流は
大変有意義なものであります。