昨日で解除された、
熱海市の
非常事態宣言を前に、
駅前や
市内を車で巡回しましたが、
国道や県道、市道を走る、
他県ナンバーは
確かに一気に
増加した感はあるのですが、
時間の関係もあるでしょうが、
駅前に関しては、
これまで同様、
人影は疎らで勢いは
失せたままでした。
さて、昨日午後、
静岡県庁別館9階において、
齊藤市長と市議会議長、及び
県議会議員が、
三島市長と函南町長他と
静岡県企業局の
松下育蔵企業局長他と会談し、
下記の内容で要望したことが、
議会事務局からの、
報告でわかりました。
その減額要望について、
斎藤市長は、
新型コロナウイルス感染症の影響により、
駿豆水道を受水している
二市一町の
経済的ダメージは
大きいものがある。
熱海市では、
ゴールデンウィークの
4月25日以降についても
宿泊施設や飲食店すべてに
5月20日まで休業要請をしている。
今後、
休業要請は解除されるが、
経済が回復するまでには
相当の時間を
要すると思われる。
二市一町、
それぞれ施策は違うが、
最大限の財政出動をしており、
どの市町も
財政調整基金が
底をつくような状態であるので、
市町の
財政的負担を軽減するため、
県営駿豆水道の
使用料の減額をお願いしたい。と要望、
また、市議会議長からは、
熱海市の業界は
85%以上が
観光産業に関係している。
特にホテル・旅館等で
使用されている
水道料金は多額であり、
これを収めることだけでも
相当な負担となっている。
熱海市では、
6月支払い分の上水道料金を
すべての使用者に対し
免除することが決まっている。
この不況がいつまで
続くのか分からない中、
先の見通しを立てなければならない。
県企業局にご配慮いただき、
少しでも
我々市民の負担が
軽減されるようお願いしたい。と
要望をしたのに対して、
静岡県の松下企業局長からは、
今回の事態は、非常に
重大なことと捉えている。
特に観光業は
首都圏からのお客様が
来ないことには難しい。
由々しき事態であると感じている。
今回要望いただいた
減額に関しては、
全国的に見ても
補償をしているところは少なく、
直営の神奈川県を除くと
兵庫県での例はあるが、
静岡県とは
料金体系も財政規模も違い
とても難しい状況である。
今後は、
他県とも協調しながら
国へ支援を求めていき、
対応を考えていきたい。
秋以降の状況を見定めながら、
必要に応じて
もう一度
話し合いをしたいと考えている。と
回答を頂いたようですが、
ふ〜む。
熱海市としても、
長年の懸案である、
未使用供給県水の垂れ流しと、
年間6億円以上もの、
巨額な使用料の負担が、
市民生活を
圧迫している現状下、
新型コロナウイルス感染収束後の、
市内経済が懸念される中、
6月議会では、
熱海市に対して、
議員の一人としては、
県水契約破棄のペナルティーや、
自己水源への
配管敷設替え等などの
出血を覚悟の上で、
アフターコロナを見据えて、
県水との契約を破棄し、
自己水源に
切り替える大英断を、
当局に
求めていく予定です。