昨夜は、
第2回熱海国際映画祭の
オープニングにあわせ、
ホテルサンミ倶楽部と
セレモニーが開催された、
「起雲閣」の2ヶ所を通して、
その舞台裏を見てきました。
熱海市議会6月定例会では、
第一回目の映画祭での
実行委員会の
債務が発覚したことから、
斉藤市長への
責任追求の声が広がる中、
熱海市が「関わらない」と
記者発表したことから、
危ぶまれていた開催だったが、
予定通り、
昨夜開幕しました。
オープニングセレモニーが開催された、
起雲閣駐車場側入り口には
赤いカーペットが敷かれ、
女優で映画監督、
今回の熱海国際映画祭で
審査員を務める
桃井かおりさんを始め、
映画祭に出品した
国内外の関係者が歩き、
華やかな雰囲気に包まれました。
桃井さんは
ー私たちお金のない、
宣伝費を使えない、
映画をつくる
クリエイターにとって、
映画祭は唯一、
チャンスをつかめる場所。
インディーズの映画を
コツコツ作った人が
映画祭でチャンスをつかんで、
育っていくというのを
何度も見ているー
映画祭が開催されて
本当に良かったと思います。
映画文化を絶やさないでーと熱く訴えました。
この1カ月、
市と実行委員会の分立開催、
中止、
東京開催案などが浮上し、
すったもんだが続いたことには
ー国内外で14回、
いろいろ映画祭を見てきたが、
悠々やっているところはどこもない。
ベルリン、カンヌも含めてどこも大変。
だから
あまりびっくりしない。
熱海も
2回目を突破できたのだから、
これを3回目、
4回目と続けていけば、
老舗になっちゃたりするのが映画祭ーと。
また、
ー才能ある映画人の発掘を
つぶさないでほしい、とすごく思う。
審査員も、
熱海国際映画祭で
才能ある
クリエイターを発掘しようと真剣。
熱海は
食べ物が美味しいし、人がいい。
ここで発掘した映画人が成長し、
いずれ熱海に
別荘を持って貰えばいいーと
場内の笑いを誘いました。
熱海国際映画祭は
昨日から
7月1日まで
国内外からの応募作品があった
32作品を
メーン会場の
ホテルサンミ倶楽部と
サブ会場の
カフェバー&ゲストハウス「ennova(エンノバ)」(市内春日町)で上映。
桃井かおりさんが
監督・主演の「火 HEE」、
「赤い原罪」(韓国)、
「リケ恋」の招待作品も
ホテルサンミ倶楽部と
起雲閣で上映されます。
また、
授賞式・クロージングセレモニーは
30日午後5時30分から
起雲閣で開く予定です。
グランプリ作品については、
1日午前11時から
ホテルサンミ倶楽部クラブで上映されます。
入場料は各日とも、
1日券1500円、1回券800円。