尾崎紅葉生誕150年、
明治150年を記念し、
熱海市を世界に広める
観光PRや
若者 のクリエーターの
熱海移住への
可能性を秘めると大いに期待した、
「熱海国際映画祭」。
ところが
第2回の継続を発表し
その舌先も乾かない
斉藤市長の口から、
唐突に前言を翻し
熱海市単独での
映画祭開催を発表したのです。
議会軽視とも、
独断専行とも思える、
この行動の裏には
何があるのか、
関係者から
多くの情報が寄せられていますが、
先ずは、
第2回「熱海国際映画祭」の
実行委員会メンバーと
議員控室にて、
この日に予定していた、
斉藤市長の
映画祭に関する
現実行委員会排除と
熱海市単独で、
第2回熱海国際映画祭開催を
発表するであろう、
記者会見を前に、
騒動の内容について、
詳しい情報を
得ることが出来ました。
では、
斉藤市長が、
なぜ、唐突に、
現実行委員会排除を決め、
熱海市単独で
開催するに至ったのか、
その経緯を、
小生が関係する、
熱海ネット新聞から抜粋する。
ー1カ月後に迫った
第2回「熱海国際映画祭」の開催を巡って、
主催する実行委員会と
熱海市が対立し、
双方で
別個に映画祭を開催する可能性が高まった。
齋藤栄市長は5月27日、
市役所で開いた
地元メディアとの定例会見で
同映画祭の準備を進めてきた
実行委員会の
髪林孝司業務執行担当
(フォーカス代表取締役)を
解任するとともに、
第2回「熱海国際映画祭」を
熱海市独自の事業として
開催する考えを示した。
6月28日〜7月1日までの
日程は変えず、
未公開作品の
インターナショナル・
コンペティション作品だけを上映し、
招待映画やイベント等を削除。
チケット販売も行わない方針。
市観光課が実務を遂行する。
一方、髪林氏も同日、
熱海市内の
熱海ニューフジヤホテルで会見し、
予定通り、
実行委員会の主催で
第2回「熱海国際映画祭」を
開催する考えを明らかにした。
既に
同実行委員会は
84の国と地域から応募があった
1234作品の審査を進め、
多言語の最終ノミネート作品の
翻訳作業や会場手配、
企画イベントの契約を済ませている。
熱海市に応募作品の
コンテンツ等は渡さず、
独自に映画祭を開催するという。
主催者及び
実行委員(業務執行担当)を解任するには、
実行員会の決議が必要だが、
会議は開かれておらず、
市の決定には応じられないとし、
一歩も引かない考え。
逆に
映画祭のメーンとなる
コンペ作品や
審査委員を抑えていることから強気。
事実上、
熱海市が独自で
第2回を開催するのは難しい状況だ。
(つづく)