小生はデジカメ(カシオZ57)派だが、
高橋会長も自らデジカメを持参し、
日々の身の回りの活動をメモしている。
高橋会長は、言わずと知れた日本ジャンボーの創業者。
www.jumbo.co.jp/
高校生から写真の仕事に携わり、
家業が酒屋の長男だったがそれをアッサリ捨て、
利益率や効率の高い現像というビジネスで、
日本ジャンボーを独立系のフィルム現像所として、
ジャスダック上場を果たした。
フィルム取次店を一般商店に拡大、
集配にはアルバイトで家庭の主婦や女性を
積極的に募り、フイルム0円等
大胆な発想を実践するなど、
高橋会長の企業努力やアイディアは群を抜き
何種類かの特許もモノにしてきた。
小生は、ラスベガスの写真博や、
ドイツ研修、オーストラリア、
九州や北海道一周旅行などをご一緒させていただいた。
着眼点や発想法や洞察力、アイディアから具現性まで、
独特の視点でスピーディに遂行する決断力を目の当りにしても、
とても凡人の小生には真似が出来ない。
10年ほど前、小生はカシオが出したデジカメを購入、
会長と「霧島」や「北海道」をお供したが、
撮った出来映えは、10万画素程度と粒子が粗く、
誰もがまだ、デジカメを玩具の範疇でしか捉えられなかった。
当時、ジャンボーは暮れになると「ポストカード」が主力で、
何百万枚もの販売目標を掲げ、
着実に売り上げを上げていた時代だった。
しかし、高橋会長の眼力は鋭く、
デジタルカメラの将来性を読み取り、
日本ジャンボーを拡大路線から
充実路線へとシフトしたのである。
そして、
健康・癒し時代到来を見抜き、
温浴施設を新規経営路線へと決断した。
その発想は、
閑古鳥の無く旧態依然の温泉場の窮状だった。
それをチャンスと捉えたのである。
自家温泉源を何本も持つ利点も奏功し
「湯河原」、「熱海」温泉を都会に持ち込み、
ものの見事に”温泉ファン”の心を捉え、
現在全国8ヶ所に「万葉倶楽部」を展開しているのは
ご案内の通りである。
話は長くなったが、
昨日は新作パンフレットの”隠し味”について
教えていただいたほか、
デジカメ撮影の腕前は会長と小生では
どちらの方が上手かという事や、
二人の共通点についても盛り上がった。
この日、高橋会長と
小生の共通点は二つあった。
一つは”手相”。
寄寓に通称”金掴み”といわれる、
升掛線が掌を横断していたのである。
左右対称だったが、
小生、「会長、二人合わせば、
もっと運が上昇しますと”縁”の押し売りも。
もう一つは、カード。
カードといっても、タマタマ持っていた、
JR東日本が発行する、チャージしたばかりのSuica(イオカード)。
普段会長は、商用、私用とも移動は「ベンツ」。
何と、必要としないはずの”スイカ”を
会長も持っていたから驚きだ。
遠藤、秋山ご夫妻が、先日「稲取ゴルフ場」で
ワンハーフプレイした事に触れ、
「会長はどうしてそんなに元気なのですか」と、
昭和10年生まれの会長を持ち上げると、
空かさず、
「皆さんと遊ぶからですよ」とかわし、
今度の土曜日どうですか、と、話は即まとまった。
最後に、好調「万葉倶楽部」上場について、
触れたかったのだが、
あっという間に、午後10時を過ぎたので、お開きとした。