尚美学園大学芸術学部表現学科教授の浅川順氏からメールが届いた。
浅川氏は平成の金色夜叉のストーリー募集(NSD大賞)した際には、
審査委員長の一人として尽力して頂き、また、熱海市内をAR(拡張現実)や、
プロジェクションマッピングを使った活性化についても大学の他の教授と共に
東宝映画(はながっぱの冒険)の他、具現化して頂くなど存在は大きい。また、
平成の金色夜叉「夜叉恋」(石森史朗脚本)の映画化にあたっても、
様々な角度視点に立ってお知恵を拝借して頂く等、先日も紹介させて頂いた。
そんな浅川氏の経歴は過去のブログの中に収めているのでご参照頂くとして、
先ず、メールの中身を抜粋してご紹介させて頂く。
ー3年前から仙台岩沼市の植樹祭を映像で支援しています。
ボランテアです。何かの役にはたっている様子です。
空撮のヘリやクレーンは自腹です、、、、。
撮影が手持ちだと最近は体が持ちません。歳を感じてしまいました。
5月31日5000人規模の植樹祭です。今年も空撮やらユーストリームやら、
FM局とのコラボやら依頼されていますが、今回は無理せず,出来る範囲で、
お手伝いする程度にと思っています。もしご都合よければ、視察をかねて
岩沼植樹祭に参加、興味のある方には拡散していただけると助かります。
5000人が3時間程度で6万本の植樹をするのは壮観です。ご報告まで。
植樹祭用に編集したPVは下記にUPしてあります。
お時間あれば、ご笑覧ください。
http://file-post.net/ja/fp8/d1/1398229817_246269182_72/?id=Tq4decEAPX7Q
その浅川順教授が”夜叉恋”の映画化について、日韓合作を問うた際の、
見解と協力範囲についての後半を、現在進行中の日韓合作映画、
「涙で月よ、輝けよ」と比較しつつ、まちおこし映画制作ノウハウの一つを、
このタイミングで掲載させて頂くことに。
⭕ー平成の金色夜叉「夜叉恋」の場合はまず、韓国からは
制作プロダクションが参加し、韓国の実力あるプロデュユーサーに
制作は仕切ってもらいます。ここで制作資金が問題になりますが、
熱海市が市をあげて全面協力。宿泊、ロケ現場の許可、車両、などの
手配を行います。そして、ストーリーデザイン協会、
熱海映画コミッションをしっかり立ち上げて、
ここが協力する体制だとおもいます。撮影、機材、編集、仕上げスタジオ等、
制作協力ボランテアは尚美学園大学が全面協力します。尚美は
音楽、音響にも力があり、教授には人気作曲家の大島ミチルさんもいます。
学生の授業の一貫として、メイキングビデオの製作や
現場アシスタントとして参加出来るのは大学の宣伝にもなります。
ここまで、日本側が協力することで、韓国側は予算が組やすくなります。
これらの条件が日本でそろう映画などありえないし、
投資家から見ればすごく、魅力ある映画です。(つづく)