午前10時から議会運営委員会が開催された。市議会2月定例会本会議は
2月24日午前10時からが始まる。新年度予算議会となる今定例会では、
◎平成26年度熱海市一般会計予算を含めた議案が17件、その他、
◎熱海市青少年問題協議会設置条例他、各条例議案16件、他、
◎指定管理者指定及び、報告案件4、教育委員会委員の任命についての
同意案件等を含めて、トータルで42案件が審議される。今年は、
9月に市長改選がある。仮に現職が続投するとすれば、2月定例会は
過去8年間の集大成となる予算議会となるだけに、議案を審議する
我々議員の責任も重く、一般質問を含めてが激しい論戦が予想される。
小生にとっても、今後の首長選択視に大きく左右するだけに、
20日に用意されている政調会後に質疑案件を絞って用意したい。ただ、
市税の増減を柱として、義務的経費と投資的予算のチェック、
職員給与と民間所得との格差や市内の雇用機会創出対策、そして、
旧岡本ホテル跡地取得価格の整合性等を中心に絞り込む予定である。さて、
一言に熱海再生と云っても年齢や性別、立場の違いによって考えが異なる。
今から約7年程前、フランス在住の鳥居誠氏が東京のデザイナーと共に、
熱海再生計画としてご提案頂いた「熱海リビエラ化計画」が、現在でも、
基本的に少しも色褪せていないので、改めてご案内したい。
熱海リビエラ化計画は、基本的に新たな公共投資を必要とせず、かつて、
東洋のモナコと謳われ、熱海市が巨額の投資をし志半ばの、
コースタルリゾート計画に準じたプランである。一昨年だったか、
齊藤市長が公約として掲げた、熱海を世界の保養地に、の具体化案で
今あるまちの形態に”欧州の香りと味付け”をしようというもの。確かに、
熱海温泉にとっても富士山世界文化遺産登録、2020年開催予定の
東京オリンピック・パラリンピックを前にして、外国人観光客誘致や
受け入れ体制確立は、必要不可欠なテーマとなるはずなのだが、今の所、
市の動きは鈍く、”熱海を世界の保養地に”の、また、
日本映画振興に貢献する、一般社団法人日本映画批評家大賞が
熱海市を軸に提案する、「日本映画祭in熱海(静岡)」が実現すれば、
必然的に熱海リビエラ化計画具現化への起爆剤となるのだが。さて、
その鳥居さんだが先日、奥さん等と中央町の事務所を訪問して頂いた。
ー今月22日まで、熱海に滞在します。私も年金需給が近づいており、
今回は、熱海居住を前提に色々と調べたいと思っていますーと、
◯ 住居の件
◯ 外部からの移住者への得点はあるのか
◯ 市内中心部の店舗物件(軽い飲食)
◯ 店舗を始める場合の熱海市の援助について
◯ その他、果物農家等とのコンタクト。それ以外に、
◯ 外人向け国際日本料理学校は可能か
◯ 世界のアーティストを迎え入れる事は可能か、等をテーマに、
帰国する前に関係各所を見て回りたいと意欲を見せた。(つづく)