今日午後1時10分より静岡市グランシップで開催された研修会に参加する。
この研修会は県下の市町村議会議長会の主催で毎年この時期開かれている。今年は、
「グローバル社会を生き抜く日本の行方」と題し、
国際ジャーナリストでニュースキャスター及び明治大学国際日本学部教授の
蟹瀬誠一氏が講師として招かれた。上智大学新聞学科卒業後米AP通信記者、
仏AFP記者他TIME誌特派員を経てTBCの報道特集キャスターに転身した。
その他、詳細は氏のHPを参照して頂くとして、会場でメモった講演内容を
今日のブログにアットランダムに並べて記憶に留めて起きたい。
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◯コンピューターの発達により、今後は過去と現在から未来を予測できない。
◯アベノミクスよりアベノリスクを直視せよ。
◯現代は目先のものを過大評価して中長期的なトレンドを過小評価してしまう。
◯資本主義を動かす原動力は3つある。★欲★楽観主義★群集心理
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◯戦後日本ほど世界中から自由貿易の恩恵をうけた国はない。
★TTPを企業や組織が反対しており成長産業が生まれない。
★成長産業を阻む勢力がある。ネットで薬の販売ができただけ。
★国内の抵抗勢力に対抗できるのは唯一、総理大臣だけだ。
◯財政赤字は不安定要素
◯2055年には人口の10人に一人が高齢者になる。
◯知力より決断力。直感力が企業を成長させる。
ー本は三分の一、人の話しは半分、自分の直感力は100%)
◯日本の企業は投資をしないから利益率が上がらない。
◯インターネットを長時間閲覧しても雑音でしかない。
そこから発信されるノイズからシグナルをキャッチできるかが大事である。
◯農業は成長産業となる。
◯グローバル経済は売れるものを作ることだ。重厚長大から軽薄短小、
優れたものを作っても売れない。ソ◯ー、シャー◯、パナ◯ニック等家電の例ほか、
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◯強い者や賢い者が生き残るのではない、
変化に敏感な者が生き残れるのだ(ダーウィンの進化論)と、〆て、閉会した。
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今日出席したのは市議会から、高橋議長、米山、金子、杉山、藤曲、小森、鎌田
蛭川、小生の9議員と事務局から井上、榎本の両職員が随行した。
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