熱海消防第一分団懇親会で取りざたされた、副市長不在と関係者の困惑。

今日夕方、釧路から愚弟有司(3男)が熱海入りした。
愚息の結婚式依頼だから、かれこれ10年振りの来熱となった。
つい先ほどまで、2男のアキラとともに、
北海道人会(道産子会)メンバーの一人、和田町の
ジンギスカンの「ひつじや」さんにて、思い出話に花を咲かせた。
この辺の家族的事情については、明日に送るとして、先ず、
昨日から今日の行動について記録しておきたい。
今朝も愛犬ふ〜との散歩は熱海港周辺を選択し、そのあと、

年始回りに飛び出す。今日は、南熱海を中心に組み立てる。昨年も、
この時期は、新年の挨拶回りは欠かしていないが、
今年は選挙の年でもあり、特別熱が入る。ただ、
熱海の現状は正直、観光基幹産業の地盤沈下が激しく、
巨額な滞納や不能欠損だけでなく、
加速する少子高齢化等の負のスパイラルに陥ったまま、見通しは暗い。

ホテル・旅館の不良債権処理で生まれた、新手のホテルによる安売り攻勢は、
他の施設に共倒れの危険性を孕む、価格破壊を招き、
各施設とも、利ざやの薄い、窮屈な経営を余儀なくされている。

熱海市もこの影響をモロに受け、税収の落ち込み、財源の枯渇等々、
我々議員一人の力ではなす術無き状況にある。例え、
議員定数を削減し、数%報酬を下げたところで、焼け石に水。
経済的不安定要素が、市民の鬱積したイライラ感が、
議員や職員の大幅削減論に火を点けている。
そんな最中の選挙戦に突入である。美辞麗句を並べた、
10年一日のごとく公約はもう、通用しない。

市民に夢と期待を与える具体的公約を打ち出さない限り、
ーお願いしますー、一辺倒では市民からソッポを向かれる。ただ、

昨年9月の市長選では、現職が4400票の大差を付けて、
対立候補を葬ってしまった背景をしっかり分析した上で、
市民の期待感を引き出すのも戦略としては、あり、だろう。しかし
小生の役割は、市民の不満を代弁することであり、
市内経済に波及効果を与えられるようなプランの実現にある。
組織をバックに持っていない厳しい戦いは始まったばかりである。

で、昨夜の熱海消防出初め式の一環である。
第一分団の懇親会に出席する。(古屋旅館)分団担当地域の関係者と
地域選出の2人の同尞議員とともに、来賓としての挨拶に機会を与えて頂いた。
和気藹々とした雰囲気の中、やはり飛び出したのは





市長の出初め式欠席についての批判だった。関係者の一人は、
ー例え病気だとして、100歩譲ったとして、副市長不在の弊害は大きい。
消防団全体の意欲が萎えないよう、突発的な問題や事故に備え、シッカリとした、
体制維持できなければ、市民や観光客への安心・安全のまちづくりは、形骸化してしまう。
市長に期待するからこそ、苦言を呈したいーと、無念さを滲ませていた。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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