急激に増えた外国人実習生と整わない労働環境。熱海市の高齢者施設の人手不足対策を探る。

熱海市の喫緊の課題は、
加速する少子高齢化に伴う、
小生を含む
65歳以上の
高齢者人口の急増であり、
また、
その中でも、

要支援・要介護認定者は
3000人を超えたことで、
万が一の事態にでもなれば、
該当高齢者の皆さんにとり、

希望する、
各高齢者用施設への
入居条件のハードルは高く、
在宅介護に
頼らざるを得ない、
状況となりますね。

また、

介護に従事する方々の
人手不足も深刻であり、

いきおい、

外国人技能実習生や、
小生が所属する団体が推進する、

「介護人ターンシップ」制度が

クローズアップされています。

ただ、

労働基準監督署などが昨年、
外国人技能実習生が働く
事業所のうち
7334カ所を監督・指導したところ、

70.4%に当たる5160カ所で

違法残業などの
法令違反があったことが、

厚生労働省に発表でわかりました。

違法行為のうち
悪質な19件は
書類送検するなどしたそうですが、

新聞によると、

統計の公表を始めた
2003年以降、

監督指導と法令違反の件数は、
いずれも過去最多で。

法務省によると、

昨年末時点の技能実習生は
32万8360人に上り、

前年同時期より
5万人以上増えており、

厚労省の担当者は

急激に増えた実習生を、
労働環境が
十分に整わないまま

受け入れる事業所を
重点的に指導し
結果だとみているようですが、

さて、そんなこんな、

熱海市内の高齢者施設に、

介護インターンシップ制度を活用し、

インドネシア教育大学からの、
実習生受け入れまでに、
今少し、受け入れ側の環境を、
整える必要がありそうですね。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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