ブルネイハラル食の日本普及率を追う。

ここ2年間にわたって、
熱海市とブルネイ国との間の、
橋渡しと期待した、

東京オリパラ大会がコロナ渦の中、
数々の制約を受けながらも
無事に閉幕し、
現在、
パラリンピックが
開催されているものの、

依然としてコロナ渦にある中、

熱海市と
ブルネイ国との間の二つの国を結ぶ、
スポーツ交流に関しては、
残念ながら
実現しないでいるのだが、

実際問題として、
二つの、
(一社)熱海国際文化交流協会及び
(一社)熱海ブルネイ錦鯉振興協会が発足し、
水面下で、
熱海市とブルネイ国を結ぶ、
国際交流は継続している。

さて、

ブルネイハラル食に関しては、
以前もご紹介しているが、
これまでに
千房ホールディングス及び
ギンレイが

BMCと協業契約を締結しており、
BMCによる
同社のための工場設置、
製造ライン投資が行われている。

BMC(ブルネイミート社)について、
企業の特徴をいえば、

〇ブルネイ国内の食品製造メーカであり
(親会社 TGT 社は商流を統括、
BMC 製品は
国内食肉加工品 70%のシェアを保有)

〇工場の食品製造安全基準は、
世界トップクラスの
スタンダード(ISO, HACCP 等)を採用

〇世界でも最も厳格に
管理されているとされる
ブルネイハラルを採用

〇商流をブルネイ国内のみならず
近隣国に拡大中

〇日本企業レシピ用
食品加工ラインを投資建設済
(千房、ギンレイサービスが冷凍食品を製造中)

〇食肉加工の他、
デイリー食品や水産物も取扱い

また、

ブルネイハラルとは

世界のムスリム人口は約16憶人、
ほぼ半数にあたる
7.5憶人が
東南アジアに集中しています。

世界のハラル市場は52兆円、
東南アジアと⻄アジアを併せると、
そのうちの約7割、
31兆円の
市場が広がっています。

イスラム教徒が
安心して購入する為の指針としての
ハラル認証を行う機関は
世界に200以上があり、

それぞれの認証機関独自の基準の審査、
ハラル認証のついた食品があります。

その中でも
ブルネイのハラル認証は世界で唯一、
100パーセント
政府が審査し発行する事で知られており、

世界的に大変厳しい基準を設けています。

その為

ブルネイハラル認証のついた食品は
その信頼性と安全性を広く
世界に認識されており、
どの国に輸出したとしても

受け入れられやすいという特徴があります。

(写真は大河内氏とテンブロン県長)

 

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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