熱海市内の市有地において、
事業ドローンの
実証実験を見学した、
公園緑地課の
神尾職員さんから、
かつて担当していたのが、
森林環境整備事業でした。
その経験を踏まえて、
昨日、
「森林環境整備」に係る
ドローンの必要性について。の
レポートを
提出して頂きましたので、
ご紹介致します。
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熱海市では平成28年度から
森林整備の担い手の
掘り起し事業として、
「自伐型林業研修」を3年間実施し、
その後、
担い手の確保の観点から
研修受講者を対象に
フォローアップ研修を実施してきました。
背景には、
市の面積の約6割を
森林が占めていますが、
森林組合も無く
林業事業者もごくわずかであるため、
手付かずの山林等の
山地災害等の懸念や新たな事業を
(副業としての林業・週末林業等)
創出することによる
移住の促進を目的としています。
市内には、
森林を所有し間伐を実施したいが
整備費が見合わないため
できない方も多いと聞いているため、
研修生と山主を繋いで
整備を
実施したいと考えています。
その際、問題となるのが
山林の所有地確認(測量等)になります。
確認等に上空から
ドローンの撮影が可能であれば、
公図との突合や
大まかな範囲の確認ができるため、
施行に係る時間の
短縮が可能と思われます。
また、
山地災害については
上空から俯瞰しないと
被害の全貌を
把握することが困難であることから、
ドローンの導入が
好ましいと思慮します。