熱海市は観光地として生き残れるのか?

刺激的なタイトルだが、斉藤市長を始め市議会議員のダレもが、
異論はないはずである。というのも、昨日に引き続いて、
熱海市議会12月定例会、本会議3日目に登壇した各会派議員の
質疑内容からもその危機感が読み取れた。今日も、
午前9時30分から開会され、小生が最終登壇するまで6人が
各自のスタンスから当局の上程議案や一般質問で、
斉藤市政の行政手腕を疑問視するような質疑が次々と飛び出した。
川口議員
杉山議員
佐藤議員
藤曲議員
金子議員
井沢議員
★今後10年間の熱海市内経済及び来遊客動向と、
教育を取り巻く環境の変化をどのように捉えているのか(川口議員)
★熱海市教育振興基本計画(案)においてイメージする
生きる力、自ら学び自ら考え行動する力とは、
いったいどのようなものか(杉山議員)
★第4次熱海市総合計画について、総合計画の骨格となる
基本構想が示されないままの作業となっているが、
前川口市政のもと策定された計画の手直しのように感ずるが、
斉藤市長のカラーを打ち出すための策定手順を改めて説明して。
総合計画の年次目標である平成32年における目標人口、
交流客数はどのくらいに想定しているか(佐藤議員)
★市税等の収納率向上に対する取り組み方について、
現在、財政の健全化、税負担の公平性が求められており、
この点からも市税等の収納率向上に対する取り組み方が重要だ。
一方で市内経済は落ち込み、納税に対する市民の負担感は
これまで以上に大きいと予想されるが、収納業務とあわせて
他の部署との連携によるサポート体制は取れているか(藤曲議員)
★ゴミ有料化と観光ごみについて。また、民間と連携して
民間の賃貸住宅を市営住宅として借り入れこれを、
高齢者住宅施策として活用する考えはあるか(金子議員)
★介護保険制度、医療保険制度について。中小企業への景気、
応援対策として、熱海市独自の景気対策を検討しているか(井沢議員)と、
小生の登壇までに6人の議員が、当局に対してそれぞれの得意分野から
舌鋒鋭く危機感を込めて切り込んだ。しかし、哀しいかな幹部吏員には、
具体的且つ明確な答弁が出来る立場にないようで、深刻な不況を前に、
煮えたか煮えないような答弁に終始していることから、このあと、
メリハリに欠ける気の抜けた本会議とならないように気をしき締め、
小生は12月議会最後の登壇者として壇上に向かった。(つづく)

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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