昨日、
熱海市議会では、
午前10時より、
第3庁舎会議室において
令和元年度一般会計予算の
決算委員会が開催され、
各決算書を前に
各派代表議員が予め、
通告していた
質問内容に沿って、
午後5時まで
質疑応答が続きました。
今日も続行されますが、
注目される、
質問の内容については、
後日、
抜粋して掲載するとして、
今日は、
本会議登壇時に
小生が
当局に質問した項目の中から、
議案第42号、
「熱海市特別職の
職員の給与に関する
条例の一部を改正する条例」について、
これは、
熱海国際映画祭開催に起因する
一連の騒動に対する
市長の責任として
給与カットを上程したものですが、
これで
一件落着となるのか、したいのか、
通告したものです。
これに対して、
斉藤市長は、
議案第42号につきましては、
熱海の価値を高め、
新しい魅力になると信じて
取り組んだ
熱海国際映画祭が、
当初の目的を果たすことができず、
自身にも
多くの反省を残す
結果となったことをうけまして、
上程させていただいたものであります。
映画祭の結果に対する
市長としての
政治的・道義的責任を考慮し、
給与減額しようとするもので、
これにより
映画祭にまつわる
すべての懸案が
一掃されるわけではありませんが、
大きな区切りと捉えております。
そのうえで、
このコロナ禍にあって
「新しい日常」といった考え方や
生活スタイルが
深く浸透していくと、
観光地熱海も大きな打撃を受け、
変革を迫られることは必至であり、
従来の
熱海の強みであった
首都圏からの近さや温泉、景観、
気候といった
天与の資源に加え、新たな魅力、
観光の素材の必要性は、
映画祭以前にもまして
高まっていくと考えております。同時に、
都市としての価値を高め、
市民の皆様をはじめ、
様々な形で
本市と関りを持つ多くの方々の
期待度や
満足度を高めていくことも必要です。
反省すべきは反省し、
改善すべきは改善したうえで、
市政運営と観光振興に
全力を尽くしてまいりたいと考えております。
【再質問 1】
私は今回で熱海国際映画祭の関する質問に終止符を打ちたいと考えておりますが、どうしても、お聞きしたいことが2点あります。先ず一点目は、第1回熱海国際映画祭決算報告は粉飾だと告発し熱海市を相手に訴訟を起こした「T」さんとの係争問題は解決したのか。
経営企画部長答弁
訴訟は継続しております。
【再質問2】
熱海国際映画祭に真摯に協力してきた挙句、第2回映画祭に向けて、熱海市からポスター他発注を受けながら、係る経費の未払い金請求を続けている、映画制作会社レジェンドピクチャーさんに関する質問です。レジェンドピクチャーさんは、
『2019年5月17日(金)
髪林氏とは別に、熱海市長に呼ばれて市役所に行き、熱海市長と森田弁護士と対面する。観光課の富岡氏も同席した。
森田弁護士より、映画祭の予算を2000万まで落とせと、言葉荒く言われた。当時は2300万円まで予算ダウン出来ていて、なんとかして2000万円以内にするための努力をしていた。(元々、レジェンドが実行委員から実務を預かった時の予算は3000万円を超えるものだった。)
予算に入らない原因として、熱海市側から著名なゲストを呼んでほしい。市の団体(ラインアスロック)からはイベント予算を組んでほしい。ホテル側からホテルの宴会場を使ってパーティーをしてほしいなどの要望があり、弊社の一存だけで予算を減らすことは難しいが、レセプションなどの場所を変更して予算に落とし込む案を提出していた。また、お金集めに、クラウドファンディングの提案をして、市長はいったん快諾していただいたが、20分後に「周りに反対された」と電話が入った。
また今年シンポジウムで応援してくれている東京テアトルや招待作品の「半世界」を配給したキノフィルムズ(木下工務店が親会社)が来年から賛助で入ってくれる可能性があると説明した。
レジェンドピクチャー代表の利倉は2000万円の予算まで下げるとつもりだと返事しているのに、森田弁護士は2000万に入れられないなら「降りろ」と一方的に強い口調で罵倒した。あまりの言葉や態度の酷さを、市長に、態度を改めるようにお願いした。
市長は、謝罪をし、「この映画祭を必ず、行わなければならないので、お願いする、協力してほしい」と懇願された。利倉は承諾した。それを聞いて、森田弁護士は座を離れました。
市長に、なるだけ賛助や街の人の協力を集められるようにお願いをして、市長室を退出した。』
このレジェンド代表者のお話は事実でしょうかお伺いいたします。
市長答弁
・・・
【再質問3】
日本の映画関係者に対して不信感を与えた事例として、首長としてのメッセージはないのか。
市長答弁
・・・